3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

昨日、クラブの試合から帰ってきた二男(中2)

三男 「お兄ちゃん、どうやった?」
私   「結果が良かったら、自分から言うわ。だから、黙っとき~」

結果を期待していない私に、二男が ”あっ忘れていた” と言うように
カバンから ビニルバックを見せてくれました。

三人一組で出場する 市内の中学卓球大会
3位の賞品だそうです。

「へえ~おめでとう!!良かったね!」

ハイタッチ!!
嬉しそうです。

 「このビニルバックは、前に 先輩がもらっていて、欲しいナーと思っててん。
  そんで、来年は違う色(1位または2位)を目指そうなって、話しててん。」

この前の シングルスの試合で、市内16位って、言ってたけど、
ちょっと、”マグレ” かなって、思ってた。
実力あるんやん!

目に見える形で 結果が出て、
本人は とても自信がついたことだと 思います。

ホントによかったね。

二男は、卓球部の先輩である長男(中3)に、試合の様子を話していましたが、
いつもと同じ位で、そう長く続きませんでした。

いつもの様に、みんなで夕食をしました。

わたしも、特に何度も言わず、いつも通りの夜でした。

いい時も
悪い時も

同じように 淡々としている お母さん
誰にでも、いつも 同じように接する お母さん が
わたしの理想です。

親業を学ぶ前は、こんな些細な喜びも
思いっきり お祝い してあげる方が いいんだと、思っていました。
子どものために。

親業を知ってからは、
親は、何もしなくても、
ただ笑顔で毎日迎えてあげたら、
卓球など知らないわたしが 下手に口を出すより、それが一番 子どもを伸ばす方法だと 思い至りました。

子どもの楽しみを、
私の楽しみに 奪ってしまわないように、

純粋に子ども自身の楽しみとして、そっとしておく、ということ。

この前、三男(小5)が こんなことを言ってきました。

「あのね、お母さん。A君って いつも自分のこと 『ボクはアホや』 とか『殴って』とか 言ってくるねん。
 自分で自分の頭を たたくねん。
 なんで あんなこと 言うんかなあ?
 そんで、ボク、
 『自分の事を叩いたり、アホって言ったり。そんなん、聞いてる こっちの方が イヤや 』って 言ってん。」

A君は、三男の友達。
いわゆる、”いじられキャラ” みたい・・です。

彼は、他のシーンでも、よくいじられて いるらしく、
彼のお母さんは、いつも やられっぱなしの彼に 対して、よくイラッとして 愚痴をこぼしています。

でも実は、”いじられている”ことは彼にとって、”構ってもらっている”ことでもあり、
健気にも自分から”いじられキャラ”を名乗って、周りの気を 引こうとしているようなのです。

人は何人かよると、強い立場、弱い立場ができる・・・。
そうすることで、自分の居場所を作る。
自分から、いじられることで、仲間を得ようとしているのでしょうか。
きっと、それも彼の知恵なんでしょうね。

しかし 本当に人と人のつながりと言うものは
かけがえのない 素晴しいもので、
それは、”対等な関係” から得られるものなのです。

「いじられキャラ じゃあ、本当の友達はできないよー」
私がA君に言っても、全く事態は 変わらないでしょう。
A君が自分で学んで、変わらなければ・・・・ね。

4年の時、いわゆる”強い子”は、彼を「アホ」と言って
からかっていた・・・そんなことも、三男は話してくれました。

三男はどんな風に見ていたでのしょう。

やっぱり、ここは、A君が色々学んで、うちの子も、他の子も色々学んで
感じ取っていくことが、人として 成長することなんだと思います。

A君を、ありのまま受け入れてあげる人、
彼をフラットな目で受け入れてくれる人、
自分自身の思い込みを さりげなく外してくれる 友達が周りにいたら、
もしかしたら、何かのきっかけになるかもしれません。

がんばれ、三男!!

新しい年になりました。
皆さま、今年もよろしくお願いいたします。

冬休みもあと少し。
今日は、我が家の3×♂息子の近況を 報告させていただきます。

まず、長男。
中3の彼は、ハッキリ言って、受験生であります。
相変わらず、家で過ごしていて、塾には通っておりません。

志望校は、ランクとしては”まずまず”のところで、親としては不満はありません。
2学期の期末テストで 評価を2ポイント上げました。
多分、頑張っているのだと思います。

しかし、家でのほとんどの時間を リビングのソファの上で過ごすので、
全く勉強しているようには見えず、
その姿を見るのが わたしとしては何だかしんどくて、

(わたしは元々ガンバレ世代で育っているし、
 どう考えても中3の時のわたしはもっと真面目に勉強していたと思うんだな・・・)

彼ののんびりした思考が 理解できず
これも、今までの過保護のせいか? わたしがお膳立てするのを待っているのか?
もっと母親がお尻をたたいてあげねばならぬのか??? 彼の為に?
いやいや、彼の人生。自分で頭を打たねばならぬのだ・・・ 彼の問題。ほっとかねば・・・・

などと、悶々としておりました。

が、結局、夏期講習にも行かず、冬期講習にも行かず
それは、自分のペースで集中して勉強したいのだと思い、
志望校も無事に決まったことだし、
学校では頑張っているという 担任の言葉を信じ、
やっぱりここは彼の人生。オトシマエは自分でつけたら それでいいやんか、
ナンか文句ある?と
残り2ヶ月
100%の信頼で、彼に任せようと
母も肝っ玉を太く、成長する機会を得させてもらったのでした
入試は彼の人生。彼の問題。
きっと長男は自分で自分の問題を解決できる

さて、もともと 真面目な長男と違い
少しオレ様キャラの 二男(中1)。
”上からことば” に敏感な彼は、一言に気を遣う相手です。

ひょっとしたら、親の言う通りになりそうな 長男 と違って、
二男は手ごわい。融通が利かない。
なので中学に入ってからも、あまりあれこれ言わないで、好きにさせておりました。
仲のいい友達に囲まれて、
相変わらずのマイペース具合。毎日楽しそうにクラブに行きます。

定期テストの点数は、惨憺たるものでしたが、
2学期の後半ごろから、数学と英語が、どうも苦手だと自分で気づき始めたようです。

対策を話し合った結果、とりあえずわたしが彼の通信講座の丸付けをすることになりました。
一学期に遡って溜め込んだ数学の問題集の採点すると見事にわかっていない箇所が見つかり
だけど、クラブで疲れている二男は、やる気が続くのは3日程度。
でも、やればできる子だと子どもを信じ、子どもにもそれを信じさせて
本人の乗っているタイミングで接するようにしています。

時々、思い出したように、勉強をするようになり、
また、わたしの”いつやるの?”の声かけにも 素直に反応してくれます。

二男とは、小さい時から 何度も会話がかみ合わないことがあり、
言ってることが伝わらない もどかしさ、
感情的になればなるほどチグハグな会話にはまり、関係が絶望的になる体験をした”手ごわいヤツ”。

”わたしメッセージ” に何度も助けられました

無意識的に彼への言葉遣いに 気をつけていたのでしょうか、
今となっては、子どもたちの中で、一番素直な気がします。
”親のちょっと煙たい話” も、とても普通に聞いてくれるのです。

本当に助かります。

三男(小5)の近況については、また次回に。

今日は祝日。
そして、クリスマス!!

だけど、我が家は夫が仕事なので、子どもたちと私は家で過ごしている。

夫の帰りを待って、
ちょっとしたホームパーティ

久しぶりに、ケーキを焼いた。
久しぶりだから、ちょっと気合が入った。

「チーズフォンデュが食べたい」という
リクエストに応えて、
ホームベーカリーで、フランスパンを焼いている。

家族で過ごすクリスマスも、
もしかして、カウントダウン・・・始まっているのかな?

お金をかけなくても、
多分、とっても楽しい。

豊かなクリスマス

片付けが 苦手なわたしは、
スッキリとした 家の中に 憧れている。

でも、なかなか スッキリとならない。
なぜ?
それは、至極明快。

散らかす量が 片付ける量より 多いから。

片付けが苦手な人は、持ち物を 減らせば良いそうで、
例えば 一年使っていないモノは 不要なものとして、処分せよと書いている本もある。

・・・で、2回ぐらい 処分しかけた クリスマス用の食器。

何かのきっかけで 買ったのだけど、もうそれも 思い出せない程、思い入れも何もない。
2客しかないし、
マメに ”お茶” する・・・なんて 洒落たこと、
できない。(やる気がないとも言う)

カップやお皿は いつも同じものを使っていても 平気で、
ちょっと別のカップを使おう、なんて 面倒くさいことは 考えない性格。
出すのも 片付けるのも 面倒くさい。
実は、そんな こころの余裕がない。

そんなこんなで、捨てられそうになった カップなんだけど、
この前、
台所の 食器スペースの レイアウトを変えてみたら、
それ以降、毎日のように使っている。

「あれっ クリスマスやん!」

朝のコーヒーを このカップに注いで、夫に出すと、すかさず子どもが反応した。

実は、戸棚の上の、一番使いにくいスペースには、今まで 調味料やら 麦茶やらが 置いてあったのだけれど、
それを一掃し
喫茶店の様に、カップ&ソーサーを ゆったりと 置いてみた。
クリスマスのカップ。今まで ほとんど使わなかったけど、これも置いちゃおう!

安物でも、そこはシーズンモノ。
やっぱり12月になると、クリスマス柄はポイントが高く 気分が上がる。

捨てられそうになったのに、命拾いしたね。よかったね。

その他、戸棚の一番 隅っこに 締まっていて、
めったに 使わなかった”パン焼き機”も
ほとんど 出しっぱなしのように、手軽に使えるスペースを 確保してみた。

それから、
パン焼き機は、何度かせっせと 仕事をして、我が家は 時々パンの焼ける なんとも美味しそうな匂いに包まれている。

親業にも、”環境改善”という 項目があるが、
子どもが育つにつれて、生活リズムやパターンが変わるので、
わたしは”環境改善” が大好き!

環境改善の極意は
楽しんで、苦なく できるようになること。

そのために、知恵を使っている時
ひらめいた時、
そそくさと、環境を変えて
家族に ”ドヤ顔” しているわたし。楽しい

なんたって、食器を使い分けたりしてるわたしって、
ちょっとすごいヤンって
今までの自分から、ちょっと進歩を感じるから

三男(小5)は、運動神経だけは 良い。
走りも速い方だ。恒例のマラソン大会も、運動をしていないわりに 速い。

「まあ、速くていいねえ~、うちの子は遅くって・・・」

マラソン大会で、こんな風に言われることが よくある。
「いや、あの子は もともと速いのよ。努力しなくても、そこそこ走れるの。」

努力しても、もともと 走るのが 遅い子がいる。
努力しなくても、もともと 速く走れる子もいる。

三男は後者。
長男(中3)は前者。

自分の子どもが速く走れずに、ヤキモキしながら 観ている お母さんに
わたしは、冗談交じりに
「一緒に走ってみたら?」 と言いながら、昔の自分の話をする。

長男が小2の時、
マラソンは、ビリから数えた方が早いほどで、
あんまり遅くて へばって息が上がっていて、

わたしは、そんな我が子の姿を いつもイライラした気持ちで見ていた。

なんか、許せなくて
どうしても、優しい言葉を かけてあげられなかった。

それで、2キロの親子ペアマラソンの出場の誘いに乗っかることにした。

2キロくらい、走れるよ~
少なくても、ヘナチョコ長男よりは、きっと速い。

これに出場すれば、母親の努力する姿、走る姿をみて、感動して、
長男も前向きに マラソンに取り組むようになると、信じていた。

結果、
市民マラソンを甘く見てはいけない。出場者は皆、走りに自信のある人ばかり。

ビリだった・・・。走れない心臓が破けそう

そして、見るも無惨な母親の姿を、何も言わずに
その場駆け足で、見守りながら、最後まで伴奏してくれた長男。
本当に何も言わずに。

わたしは、
自分ができない事を 子どもに要求することの 恥ずかしさを 思い切り 味わいながら、
自分がいつも言っている言葉を 思い出しながら、
子どもって 何て優しいんだろうと、子どもの我慢強さに 感動した。

それからは、もう、
マラソンを走っているだけで、尊敬~すごいって 心の底から思える

わたしの様に、
負けず嫌いで、つい子どもの姿に口を出してしまいそうになる人には、
絶対のオススメです。

ホントにやってみてね

2学期末の個人懇談会。

昨日は三男(小5)の個人懇談会だった。

「お母さん、知ってました?実はね・・・・」
三男は、クラスの”代表委員”に立候補したらしい。

しかし、惜しくも(?)破れたそうだ。

先生いわく、
「宿題や忘れ物が多くて、黒板に貼り出されているので、それで票が入らなかったんだと思います。」

忘れ物の多さと字の汚さは、相変わらずだが、
本人は全く気にしていない様子だ。
まあ、性格はいいし、明るくて よく気がつくので、
先生としても、親としても、「まあ、しゃあないなあ~」 なんて
ついつい、甘くなってしまい、

・・・現在に至っている

その辺りは、”甘え上手” な三男の強みではあるが、
もちろん計算済みなんだとろうと、認識をシェア。

「先生、『汚い字を書いていたら、間違いになるよ』、なんて仮定の話なんて、彼には効きません。
読めない字を書いている時は、0点でいいです。
痛い目に実際に会わないと、ダメなんです。」
「わかりました。」

友達は多いが、妙に周りを気にしすぎて、落ち着きがないのも 彼の特徴。
”気にする” というのか、”気がつく” というのか・・。

自分のペースを持てていない? これは気になる所。

どうしたら、彼を伸ばしてあげられるのかを議論。

「今までも、一人遊びはほとんどなし、友達の中で育つタイプだと思います。」
「周りのことに良く気がついて、あれこれ口を突っ込んでいますが、仕切りきれずに、時々煙たがられるようですよ。」
「前に、子どもの中であれこれと指図をする子は、”自己チュー”だと非難されると聞いた事があります。」
「三男で、常に兄たちから仕切られているので、”仕切りきる”自信がないのかも・・・」
「相手によって接し方が変わりますね」「それは天性のものです」
などなど。

忘れ物の多さについては
「家に帰って、『忘れ物が多くて、お母さんはビックリした』 と言って、泣きます。」
と言うと、
「わかりました。泣いてください」 と先生。

三男の作戦会議は終わり、
暗い顔をして 家に帰ることにしたのだのだが、
心中はむしろ 晴れやかだった。

「教師と親が、2つの”轍”となって、児童を支え育てていけたら」
長男が小学校に入学した時に、ベテランの担任の先生が言ってくれた言葉だけど、
自分の子どものことをコレだけ真剣に語り合えたことに、とても満足していた。

”わたしがちゃんと育てなくちゃ”、なんて
ついつい一人で背負い勝ちになっちゃうけど、

子どものもう一つの顔を 間近で見ながら
母親とは 違う愛情で 育ててくれている人と、
こんな風に、勉強に関係ない子ども自身のことを 真剣に話せて、本当にありがたい。

先生に感謝です。

12月の 個人懇談を前に、
長男(中3)の志望校を決める時が 近づいている。

基本的には 進路は本人に任せているが、
成績的に 微妙・・・なので
わたしは個人的には
恥ずかしながら、本当は気になって仕方なかった。

塾にも行かない。

行かなくても この成績が とれるんなら、
行けば もっと成績あがるのになあ~ きっと。

何度か 声かけてみたけど、
「行こうかな・・・」 と言いながら、その後は 何も無し。
行く気ないんやん

あ~あ
あんまり、言わんとこ。

ようやく勉強し出したのは、2学期の期末テスト。
今から頑張っても、合否判定の50%をしめる 内心点が悪い。

「お家の人と、よく話し合ってくるように。」

担任の先生から言われているそうだ。

”この成績ではムリ” と、門前払いなら、悩まなくても済む。
微妙に望みがあるのが、なんとも 悩ましい。

強制的に、入塾手続きをするべきだったかな?
時々、わたしの中に”後悔”が顔を出す。

さて、夫と軽く打ち合わせた後
長男を呼んで、いわゆる ”家族会議”。

わたしは、
「勉強する」と 自ら言っておきながら
イマイチ乗らない、なんとなく身を持て余している、悶々としている長男の姿を、
毎日見ていたので、

これも、受験生をもつ親の試練かなと思いつつ、
実は最近、結構イライラしていた。

「行きたい場所に向けて、もっと頑張るって思っていたのに、ガッカリした。」
「あんたの人生だから、お父さんもお母さんも、責任とられへんのよ。」
「わたしはもっともっと自分を大事にして欲しい」
と正直に言った。

自分の望む高校に向けて、
追い上げて イキイキとする 長男の姿を 応援したかった。
何とも悔しい気持ちが、厳しい言葉を言わせた。

イライラが溜まっていたことも・・・・・ある。

わたしが、
「もっと皆、塾とか行って、必死で頑張っているみたいよ。死ぬ気で 頑張ってほしいわ」
というと、夫が横から
「いや、死ぬ気で 頑張らんでもいい。そんなんは もっと先でもいい。」
と言ってくれた。わたしも急いで
「そう・・。ホンマ、死んだらアカン。たかが高校受験や。もっと頑張らなアカン時が来るわ」
と言い、前言を撤回

長男は
「こんな、”人生の分かれ目” みたいなこと、初めてやから・・・」
と、戸惑いながらも、
「自分で決める。」

夫とわたしは
長男の 当事者意識が なんだか 薄く感じられて、それを本人に伝えるうちに、
まだ中3だから、こんなものなのかなあと、思い直し、

また、志望校についても、
漠然とした憧れで、本当はそれ程強く 望んではいなかったのかなと、
それもまた、無理からぬことかなと、
思ったりして・・

ふわっと ゆるく 考えられるのも
若さの特権で、

縁のあるところで、また、縁が繋がっていくという体験は
わたし達のほうが 立証済みであるし。

まあ、色々と話せてよかった

話しているうちに、
見えてくるものが ある。

そして、伝えきるって、やっぱり大切
ああスッキリした~

今朝、玄関の上がり口のところに、
プリントが2枚、

ハラリと置いてあった(親業を実践している人は、”ポイとほったらかしにしてた”とは言わない)。

どうやら二男(中1)が登校前に、カバンから出したものらしい。
見ると、学級通信で、今度の駅伝大会のクラス代表メンバーが載っている。

8人のクラス代表の選手名の中に、二男の名前がある。
暫く目が 釘付けになってしまった。
嬉しくて・・・ではなく、
心配で

二男は先天的に心臓の壁に孔がある。
学校にも知らせている。

手術はしていない。薬も飲んでいない。運動制限もない。
一応、日本で一番有名な心臓の病院で 定期健診を受けていて、
心臓病なんていうと、皆に びっくりされるんだけど、
その病院では、二男の心臓の孔など、きっと ”虫刺され” くらいな扱い。
(本当に大変な心臓病の方が、何人も入院されています)

主治医の先生からは、
「何でもやって~」 と軽く 言われている。

なので、今までも マラソン大会には、皆勤している。
それで 二男は、結構 はやい

それで、駅伝の選手に選ばれてしまったんだあ~

なんだか、フラフラになりながら、クラスメートの声援を受けて
苦しそうに走る 二男の姿が 頭に浮かんでくる・・・

うーん、学校に電話して、選手はやめてもらうように言おうかな?

駅伝だから、走る距離が違っていて、二男は2400M。
なぜ1500Mではないの?一番長い3200Mではないけど、せめて1500Mだったら・・。

そういえば、この前
「駅伝キツイわ~」 なんて、言ってたっけ。
毎日クラブで走っているから、さして 気に留めなかったけど、
もしかして、このことを言っていたのかな?

あっ 思い出した、昨日も、「駅伝の選手になるかも~」 なんて 言ってたような・・。
長男(中3)はマラソンが遅く、駅伝なんて関係なかったから、
何のことだかわからなくって、

二男の 平均点割れの 期末テストの結果ばかり 気になっていた・・・

サイン出していたのに、聞けてなかったんだ・・

・・・・・・(ショック)

なんだか 一度気になってしまうと、ウーンと 気になる。
気になって仕方ない。

気になるのは、なに?・・・

えーっと
えーっと

・・・・・それは、”限界を超えて頑張ってしまうこと”。

そう、それで、万が一、心臓が破れて倒れてしまたら困る。
(心臓がドバーっと破れて、血がダラダラ流れている二男のイメージ図が浮かんでくる)

キャー

そうだ、
「適当に力を抜いて走りよ」と 言っておけばいいんだ
ウン、ウン。

とりあえず、今日二男が帰ってきたら、
駅伝の話を聞いてみよう。

なんとなーく
今年は落ち着いていない年だなあ、と
残りわずかになったカレンダーを見ながら思ったりしています。

落ち着いていない、というのは、
もちろん、わたし自身の事です。

別に大きな悩みとか、ストレスを抱えている、ということではないのですが、
「毎日毎日、充実していて楽しい!」という程ではなく、
それはなんでかな?なんて、いちいち自分のことを知りたくなる性質なので、
なんとな~く その原因を考えてみたりします。

最近、
わたしや
わたしの周りの家族の環境が大きく変わったり、
変わろうとしています。

その一つ一つに、
多少なりとも影響を受けているのかな?
知らず知らずのうちに・・・きっとそうかも。

”主婦” であり、”お母さん” であるわたしは、
家族の皆から、物理的にも、精神的にも大きな影響を受けているんだなあと
改めて、実感・・

”ドン” としているつもりなんですけどね

家族って、自分ひとりで生きているワケではなくて、
みんなで、引っ張ったり、引っ張られたりしながら、
振動を吸収しあって、全体として中和しようとするものなのかな?

影響されることが 自然なことなら、
わたしは”主婦” としてちゃんと機能しているわけで、

だとしたら、今はもう開き直って、
今、この時を大切にしたい。

そう思うと、
家族の影響を受けて 多少なりともソワソワとする状況も
ジタバタするわたしも、
何だか、可愛いくて、
それなりに頑張ってるかな?なんて、思ったり、

そうすると、
目の前の いつもの見慣れた家族のいる風景が
輪郭がくっきりと、
色も何だか明るく感じる気がします。


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