3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2009年11月

日曜日だけど ショッピングの話がまとまって、出かけることにしました。
三人の子どもたち(小6、4、2♂)は お留守番。

「おかあさんはお買い物に行きたいの。行っていい?」
NOは無しの問いかけ。もちろんOK

ショッピングから帰ってきたら、洗面台の中に、汚い雑巾と結構お気に入りのタオルが 汚れておいてありました。
「ねえ これどうしたの?」(イヤな予感)

Wiiのリモコンを振り回した時、テーブルのお茶が床にこぼれて 拭いたそうです。 
えーっつ このタオルで拭いたの?

部屋に入ると座卓の上に、お昼に食べた丼ばち、みかんの皮、お茶が入ったコップ、座卓の周りには片付けろと言っておいた洗濯物、ふたのあいたランドセル、マンガ本、その他が混在。

ここでWiiをしていたのか・・・リモコンを振り回して。
あれ?わたしが友だちから借りていた DVDがデッキから出されて そのまま置いてあるではないか。しかもケースは少し濡れているー

「ちょっと~~~~ どうなってるのよ
○$×△#▼・・・・」

あっいけない、ちゃんと言わなくちゃ
「DVDは出し入れの時に傷がつく可能性があるから、触られて、とても困るう。」
「お茶をこぼした後、ケースがまだ濡れているー」
「気に入っていたタオルで床をふいて、雑巾みたいに使ってあって、すんごくイヤ!!」

「かたづけて~~~~~~~~~」

一致団結。
長男が食器の洗い物を、二男がテーブルの上の片付けと拭き掃除を、三男が洗面所の雑巾とタオルを洗っています。

みんなご苦労!きれいになった部屋を見て、気持ち落ち着いたよ。
お留守番してくれたのに、いつもゴメンネ。
(ちーまま)




7年前。
親業の講座に初めて参加した時、わたしの悩みのタネは二男(当時3歳年少)のこだわりの強さでした。

気に入らないことがあると、すぐにメソメソ。そのくせなんでも自分でやりたがる。
その情けない泣き顔を見ると、わたしの喉の奥がムラムラとむかついていくのがわかり、感情を押し殺すのに必死の毎日でした・・・。

その日の夕食はスパゲティ
3歳なのに、大人と同じ扱いを望む二男のために、大人用の大きな皿に半分くらいの量を盛り付けて出していました。

初めは機嫌よく食べているのですが、そのうち量が少なくなって、フォークに絡まりづらくなります。

「うっうっうっ・・・たべられない・・・

また始まった~~~(イライラ)
ああ~~~助けて~~~えーい ヤケクソ

「フォークでクルクルして食べたいのね。」
聞き方って、こんなんでいいのかな?

絡まりやすくなるように、スパゲティを端によせてあげたら、

「おかあさんが触ったら あかん。」
(じゃあさっさと食べてよ~~~)←ガマン。忍。

「じぶんで食べたいのね。」
ぎこちないセリフ。これ以上は口にチャック。
せっかくの受講。お金もかけてる。無駄にするか~~

あれれ?どうしたの?

「このお皿に入れてたべる。」
食器棚から自分で小皿を取り出して、移し変えて食べています。
またクルクルできて、嬉しそうな横顔。

うっそー あの泣き虫君が、自分で小皿に入れ替えて食べると 考えたなんて。
今まで さっさと食べさせようと あの手この手の苦労は なんだっだの?

その日は寝るまで とっても素直でいい子だった二男。
衝撃の展開。”聞くこと” の効果が まだ実感できていないわたし。
不思議な体験でした。
(ちーまま)




我が家の三兄弟。
たとえば お菓子が 1つだけ 残っているとき、

「お母さん、食べていい~?」

わたしが 電話中だったり、別のことに 夢中になっていて、返事をなかなか しない時

「まあいいわ。食~~べよ」 食べるのが 三男(小2)
「やめとこ」 食べたいのに やめるのが 長男(小6)

そして お菓子の存在に 気がつかないのが 二男(小4)です。

三男は、食べても食べなくてもどっちでもいい わたしの気持ちを見抜いている様。
長男は 最悪の事態を考えて、常に安全策。

後で悔しがる 二男。でもすぐに 忘れてしまいます。

三人三様
これでいいのだ~
(ちーまま)

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