3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2010年01月

自分の理想と現実が上手くいかなくって
イライラすることがあります。

「豚肉はソテーじゃなくて、子どもが好きなトンカツにしてあげたいな」
「汁物や酢の物を追加してあげたいな」
「そうそう、今日は見たいテレビがある日だな。番組開始時間までに食べ終わるように、早く支度してあげなくちゃ」

こんな場合
明らかに手間が余分にかかるのです。
ひと工程多い。

でも、夕食の支度を始める時間は いつもだいたい同じ。

7時からドラえもんを見たいのなら、6時45分頃には食べないと。
あ~時間ナイ!!!

「てつだってえ~」

バタバタとあせる母 気がつかない息子たち
あ~イライラするウ

そして、ご飯を食べ始めてから、いつも反省しています。

おかずが”豪華”でも なんかイライラ機嫌の悪い母と、
おかずが”野菜炒めだけ”だけど、のんびり機嫌のよい母と

子ども達はどちらを望んでいるのだろう
(ちーまま)

家にいると、色々な商業用セールス電話がかかってきます。

「駅前にエステティックサロンがオープンしました。今なら超お得ですよ。」

「『これ以上綺麗になったら、心配で仕事が手につかなくなるから、今のままでいい』と主人に言われています。」

我が家では、こう返答することにしています。
(真偽はノーコメント)

「もうすぐ中学生ですね。勉強が心配じゃないですか?要点を押さえた とてもすばらしい学習方法があるんですよ。」
昨日の夕方、電話が かかってきました。

「結構です。
うちは 自分から勉強がしたいと言い出して、塾に通っています。
うちの子どもは 勉強が好きですし、わたしも心配していません。」

これは、ウソじゃないんだぁ~
(ちょっとオーバー?)

自分で勉強をしたいと言い出したのは、5年の時。
正直、とても驚きました。

子どもなりに 自分の事を 色々と 考えているんだとわかり、
子育ての 肩の力が抜けて、ラクになった 瞬間です。
「”親業”やってて、よかったあ」 って、本気で思いましたよ。

学習教材の 勧誘で、こんな返答ができるなんて、ちょっといいでしょ。
(ちーまま)

人間の欲求とは、限りがあるものなのでしょうか。

食べ物やお金(モノ)などの欲求は、
すべてかなえてあげたら、ちゃんと満足する、と専門家は言っています。

つまり、うちの子供たちが
中枢神経がない、あるいは崩壊したかのように
食べ物に執着するのは、

満足にご飯を食べていない、
又は、食べたい気持ちを満足できないうちに 食事が終わってしまう、

だからなのかなあ~なんて、
とても気になっていました。

確かに 友だちの一人っ子の子どもなどは
あまり食事に 執着せず、
お腹が いっぱいになった頃に、ちゃんとテーブルから離れていきます。

最後にうちの息子が残っていて、
いつまでも お皿に タカっている姿を しょっちゅう見ていました。

その姿を どうすればいいのか
食べ放題のバイキングにも 何度か連れて行きました。

でもね・・・・・・

ホントに吐くまで(吐いても)食べました。

バイキングの後、××××××・・・・・・で、大変なことになった事は一度や二度ではありません。
(学習機能も未発達でした)

それで、母は気づきました。
やっぱり ある程度、親が加減してやる必要があるものだと。

生存競争が激しい家庭である事を、受け入れるべし。
三人の息子の欲望を常に満足してやる環境を作ることは
我が家(わたし)には至難である。

最近はこんなことも減っていて、
吐くまで食べることも、なくなりました。(というか、バイキングは行かなくなった)

ある程度、”食べる欲求”に満足してきたのか、
それとも、満腹中枢が人並みに発達してきたのか。
はたまた、学習機能が備わってきたのか・・・・・・
(ちーまま)

先週の金曜日より
二男(小4)が、学級閉鎖で家にいます。

去年秋、長男(小6)のクラスや三男(小2)のクラスが
インフルエンザで 学級閉鎖だった 時に
無傷だった 二男のクラスに、急にピークが訪れたようです。

今日は用事もなく
家でのんびり。

「お茶でも飲もうか。」 わたし。
「いいねえ~」 二男。

やかんに水を入れて、コンロにかけました。
急須に葉を入れて、お湯を注ぎます。

「コップはこれでいい?」
いつも使っている 湯のみ茶碗を 準備してくれる 二男。

「まだ、淹れないでね。しばらくそのままにして。」

お盆に湯のみ2つと、急須をのせてリビングへ。
いい色になってきた。そろそろいいかな。

トック、トック、トック、トック・・・・・・・・

お茶は、音をたてながら 急須から2つの湯飲み茶碗に 注がれます。

「あ~いい音。ぼくな、この音好きやねん。」
「へえ~、好きなんや~。」

お茶を入れるときの音が好きだなんて、
なんか、おもしろい。
この音を味わえるなんて、サ・ス・ガ。

こんな会話ができて、学級閉鎖も悪くないナ。
ほっこり 
(ちーまま)

長男(小6)が幼くて
わたしがまだ、”よりよい子育て” というものを
追い求めていた頃、

図書館の「育児書コーナー」に通っては
片っ端から 本を 眺めていました。

実業家、教師、受験指導者、主婦、小児科医、精神科医、カウンセラー

実に さまざまな人が 育児書 を書いていて
違う立場から
それぞれの 見識と 経験を 元に
”人を育てる”ノウハウや コツを 書き綴っています。

どれも、説得力あふれる言葉で、
「フンフン」、「なるほど~」

それぞれの本に
少しずつ 感化されては
あれこれと 子育ての 試行錯誤を 繰り返していました。

そのうち、
本に書いてあることに とらわれ過ぎたのか
どう子どもに接したら 一番よいのか
訳がわからなくなってきました。

とても しんどくなってしまいました。

内容に、振りまわされ過ぎ???

育児に正解なんて、ないのにね。
(ちーまま)

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