3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2010年09月

私が、小学5年生の とき

学校に行っても、クラスの誰も
口を きいてくれないときが ありました。

ある日 突然、みんなが 私を 無視するのです。
クラスメイトに 話しかけても、何も 言ってくれない。

しばらくすると、また 話しかけて くれるように なりますが、
今度は、違う 誰かが、無視されています。

リーダー格の子の 一声で、無視が 始まります。
私を含め、4~5人の子が、順繰りに 対象に なっていました。

1週間程度 だったのか、数週間 続いたのか、覚えていません。
できるだけ、何も 感じないように、
自分が悪いと 考えないように、
この先の人生、いいことが いっぱいあると、自分に 言い聞かせて
こころを 硬くして、嵐が 過ぎるのを じっと 待っていた 記憶があります。

このことを 誰かに 明かそうとは、
思いつきませんでした。

どちらかと 言うと、家族にも 知られたくない
”秘密”。

家では つとめて 平然と 過ごしていました。

その後、5年生の 終わりに、リーダー格のNo2 と No1の子が 続いて無視されて
わたしは ”因果応報” という 言葉を知りました。

今、何十年も 経っているのに、
この記事を 書いている間に 涙が 出てきます。

あのくらいの イジメなんて、大したことないし、
それに、そのお陰で、強くなった

・・・・と いうことに しているのですが、

やっぱり 涙が 出てきてしまうのです。
(ちーまま)

さて、平和な 我が家

先日、長男(中1)は財布に 2万円を入れて、
念願の D S を手に入れるべく、電気屋さんに 私を 連れて行かせました。

目を つむってでも 行けるのではないか、と思うほど
無駄な 動きなく
最短コースで 売り場に 直行。

お目当ての 商品の前に じっと 立っています。

そのままレジに 行く? と思っていたのですが、
しばらく その場で 固まっている 長男。

初めての 大きな 買い物 (だって、1万円札を出すのって、初めてでしょ)に
ビビッているのか・・?

うーん、ガンバレ!

わたしは 買うときに使う ポイントカードを 彼に預け、隣のスーパーに 買い物に 行きました。

買い物を 終えて D S 売り場に 戻ってきた時
ええっ?まだ 買ってないの?

「そろそろ帰るよ。」
その場で しばらく 待った後 で、少しだけ 背中を 押して あげました。
その言葉に せかされるように、やっと レジへ 向かった 長男。

しばらくして、はにかんだ笑顔で わたしの方に 帰ってきました。
白いポリ袋を 持った 右手が なんだか緊張してるようです。
普通の顔を ムリに 作っている?
ガマンできずに、白い歯がこぼれる。
となりにいる 三男は 嬉しさを 隠さない。もう、小走りになってる

「欲しかった D S が買えて ホントに よかったね。」

わたしは 私自身の 一番いい笑顔を 作って 子どもたちを 迎えてあげました。
飛び上がる ほど 嬉しい 一瞬です
(ちーまま)

長男が 中学に 入学したとき、
親戚からもらった 入学祝いを 全て 本人に 渡しました。

「これからは、好きにつかって いいから。」

原則、お金の 使い道を 親は 詮索しない。

いくつか 欲しい物を 買ったようですが、本命の D S (コンパクトタイプのゲーム機) は まだ買っていません。

わたしも、夫も 元々、ゲーム機 が 嫌い。
その気持ちを 押し切ってまで 買う勇気が ないようです。

で、誕生日。
「D S 買おっかな~。ボクの 誕生日に 自分に お祝い。」

本当は「 D S 買ってエ~」 と 言いたい所の ようですが、ほとんど 100% の確立で 却下されそうな 案件を、彼は 口にしませんでした。

「ふ~ん。何か 心配やなぁ~・・・・。」

ゲーム機の 魔術に キミは はまらずに いられるのか・・・!
ああ、 W i i & D S に 若き青春の日々を 支配される 我が息子よ~
心配せずに いられないよ~

「ねえ、お母さん、
 お母さんからの 誕生日祝いは、”D S を買っていい” という、許可!」
「ん・・・?」
「誕生祝いに、”許可” をちょうだい!」

『 どうしても買いたいもの は、買っても いいんだよ 』  と 言っているので
もともと 許可は している つもりだったけど、

やっぱり 見えない 圧力を かけていたのかな?(かなり??)
わたしが 嫌がっているのを わかっていて、
押し切って 買えずにいた やさしい長男。
(二男や三男なら買ってるだろうけど、絶対!)

それでも、こんな 言い方を されると、何だか 悪い気が しない。
母親である 私を 大切にしていることが 伝わってくる。
はっきり言って、ウレシイ

長男は、強行しない。
買う勇気が なかったのではなく、買うタイミングを 計っていたのかもしれません。

夫と、わたしと、自分の
丁度良い時期に
見事にこの難局(?)を乗り越え、D S を 手に入れるのか??

明日、上新電機に 買いに 行くそうです。(阪神負けたけど・・)
わたしの 性格を 知り尽くしている 長男です。
(ちーまま)

昨日 長男(中1)の13歳の誕生日の夕食に
近所に住む 舅&姑を 招待しました。

姑 とは、

どのような タイプの 性格であっても、
接触を 避けることが できないひと。

他の 99人との 人間関係が どんなに良いとしても、
この人との 仲が 上手く いかなければ、

例えば、100人中 50人位は(いや、もっと?)
敵に まわしてしまったと思うのと 同じくらい、
幸福度が 減少するんじゃないかな と思う、
それでいて、選ぶことも できない(夫は選べるけど)
この世で ただ一人の
特別な人

これが わたしの定義です。

もともと 他人(というよりライバル)だから、争うと 傷は残る。
できれば 衝突は 避けたい

幸い 姑とは、大きな 争いも なく
結婚 14年を 迎えました。
有難いことです。

子どもが 生まれて すぐ、
赤ん坊の 接し方について、姑の言葉が 気になる時期が ありました。

そのとき、大きな問題にならずに やり過ごすことが でき、
いつの間に 子どもは 中学生になりました。

小さな事が 気になって 仕方なかった 幼い 自分。
あの時、話を 聞いてくれる 人がいたので、
大きな爆発に ならずに 済みました。

話を聞いてくれた 実姉に 改めて 感謝です。
(ちーまま)

先週の金曜日。日中。

部屋を片付けていると、机の上に 学校から配られた プリントの中に
ホッチキス止めの冊子を発見!

長男(中1)の 国語の夏休みの宿題です。

提出日:9月3日(金)授業終了後、日直がまとめて提出。それ以降は受付不可

ゲゲッ 9月3日といえば、今日ではないか。
アイツ、宿題を忘れて行ったんだ・・・

真夏の炎天下。学校までは電車で一駅。

どうするんだろう・・・・?

そういえば、入学早々にも、提出物の期日に忘れ物をして、放課後 取りに帰ってきてたっけ。

今日も 帰ってくるのかな?

アホやなぁ~ きっと 汗だくになって 帰ってくるゾ
気をつけな、アカンやん!!

でも、忘れ物をして、「アチャー」 
一番 ガックリきているのは、当の息子。
そして、その責任をとって、家まで 取りに 帰ってくる。
わざわざ わたしが、忘れ物をしたことを 非難して
追い討ちを かけることは あるまい。

アッ 帰ってきた!

”ただいま” も言わず、机に 直進する長男。
それを ただ 見ているわたし。

「あと 2時間したら、帰ってくるから。(クラブを終えて)」

冊子を 手に 次は 台所に 直行。
冷蔵庫を開け、お茶をコップに 満タン ついで
ゴクゴク 飲み干しながら そう言いました。

「わかった。気をつけて 行きなさいね~。」

言ったのは それだけ。
読んでいた本を 置きもせず、
わたしは 長男の その日2回目の 登校を 送り出しました。
(ちーまま)

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