3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2010年12月

休日の午後
風もそんなになく、温かいので
久しぶりにやって来た
2歳(♀)と4歳(♂)の孫を連れて
すぐ近くの公園へ遊びに行きました。

子ども達は身体を動かすのが大好き!
狭い我が家より、広々とした所で
ボールを蹴って走り回ります

しばらくして、孫と同じ様な年頃の男の子を連れた
若いパパさんがやって来ました

(最近、耳にする『イクメン』ってことかしら?)
男性も育児に参加しているのは大賛成です

微笑ましく見えて
私の視線がチラチラと
その男性の方へ。。。

(だって、気になるンだもん


滑り台のてっぺんに上がった男の子が
何度も呼びかけています。

「こっち見て~♪」
「ねぇ~パパ、こっち見てーー♪♪」

パパさんは、ポケットから取り出した
携帯の画面ばかりに目が向いてます

子どもが『自分を見て!』とサインを送っていることよりも
自分の携帯メールの方が大事なのかな。。。

うーーーーん

大人だって
相手にこっちに目を向けてほしい時に
違う方を見てたら
悲しいよね


皆様、どうぞ楽しいクリスマス・イブを
お過ごし下さい

(ありのママ)

 

 

 

 

 

 

3人の男の子 (中1、小5、小3) を 育てている わたしが、
親業を 学び、
一番 気をつけていることが、
”子どもの問題をとりあげない” ということです。

子どもの問題は、子どもが解決する・・・

だけど、これって、結構 の一言
宿題を やっていない
勉強を していない
ピアノの 練習を していない子どもを じーっと見ながら

「お母さんは、気になるなあ~」 
(それ以上は言わない。お口チャック
 
実は、二男の宿題を 忘れさせまいと、毎日 躍起になって 「宿題は?まだなの?」 と
言い続けた時が あります。

結果、いい事は、ひとつ もなかったーーー

二男は 宿題や 勉強が 嫌いになり、
私を避けはじめ、私を見る目つきが だんだん 悪くなっていきました。
何も 話しを してくれないし、
本当に こころが 通いあっていない状態。

そこで 「忘れ物が多いですね」 との 担任の先生の 小言は 無視して、
家庭環境重視に 路線を 変更したのでした

あれから 2年。
子どもたちは 相変わらず 忘れ物が 多いようですが、
親が 普段 あまり うるさく 言っていないと、いいことも あります。

「忘れ物が 多いと、クラスのみんなから、信用してもらえないよ
担任の先生から こう言われて、それから ピタリと 忘れ物が 減ったらしい三男。
(それまでは、宿題を忘れても、全然平気!誰にも迷惑かけていないから、イイと思っていた・・きっと)

自尊感情が 育っていると、周りの人の 忠告を 素直に聞けるようです。

親が言うより、よっぽど効き目があります

こんな風に、周りの 全ての人に 導いて もらえる方が、
人生を 豊かに歩んでいってくれそうな 気がします。
(ちーまま)

我が家の三男(小3)が 学校行事で 唯一 主役に なれる マラソン大会。

去年は 身体が 一回り 大きい A君と 競い合い(?)、惜しくも第2位。
今年も 当然 一位を 競い合えると 意気込んで いたのですが、

A君は サッカー部。
三男は 自宅ゲーム部(休日は家でテレビ&ゲーム満喫)。

運動を 全く やっていない 一年間を 計算に 入れていない 三男に
半ば 呆れながらも、
そう言うのだから そうかなあ と のん気な オカンを していました。

そして迎えた 当日。
は~い、しっかり ありました。厳しい現実

苦しそうに 顔がゆがむ 三男。思ったように 走れない。次々と 抜いていく級友たち。

結果10位

予想外の 展開に、ショックを 受けているであろう 三男を 遠くに 見ながら、
家に帰って来たら、わたしから 気持ちを 聞いたり なぐさめたりせずに、
能動的に聞こうと 自分に 言い聞かせました。



「10位やった」
お風呂から あがって パジャマを 着たあと、
三男は ポツリと わたしに 言いました。

「そう」
「B君もC君にも抜かれた・・」
「B君にもC君にも抜かれたんや・・」

「女子にも抜かれた」
「女子にも・・」

「二桁の順位なんて、最低や

三男は 小さな声で、ポツリポツリと 悔しさを 口にしました。

幼稚園時代から、3位以下に なったことは ありません。
色んな 思いが 胸の中を ぐるぐるしているようで、自分でも 整理が つかない様子。目をギュッと閉じています。

わたしは、気持ちを察しながらも、自分の意見は 何も言わず、
三男の 言葉を ただ繰り返しながら 聞いていました。

悔しさ、ショック、歯がゆさ、後悔・・・・
様々な感情を この子なりに しっかりと 受け止めて欲しい。
これこそが、この子の 成長のバネに なると 思うからです。

とても 一言では 言い表せないであろう 屈辱を
わたしのひざに 顔を うつぶせながら
肩をふるわせ、声を殺して、一生懸命 感じている 三男。

「大好きだよ。」
髪をなでながら、一番優しい声で、こう声をかけました。

「おやすみ」
9時半になっていることに 気づき、三男は 自分から 二階に 上がっていきました。
(ちーまま)

娘が幼稚園に通っていたころ、長男がエレクトーンを楽しそうに、流行りの曲やラテンなどを弾く様子に、「ママ 私も やりたいなあ」といいだしたましたが、幼稚園のマーチングバンド部の練習もあり、私は その返答に足踏み状態。

「バンドの練習が大会前になると 夕方遅くまであるし、習うことになると先生と時間を約束することになる。その時間に戻ってこれないこともでてくるね」と話をしてみたのです。

娘「大丈夫 先生とお話してみるから」と エレクトーンの先生のところに、さっさと相談にいって、承諾をとってきました。
あらためて、先生にご挨拶し、週に一度の練習日で習うことになりました

楽しいはずだったのですが・・・
その当時 流行っていた、しぶがき隊の「ヘイ ふじやま」という曲が弾きたいと要望した娘、しか~し、どうしても 一か所でひっかかり 先に進めない。
とうとう娘は「やめる!」
おやおや、やめるのか
5つ上の息子は 「仕方ないな~」と静観。
教える風でもない。

私「先生にどうお話するかな」と娘に。
約束の日、結局 自分で先生にやめることを伝えた娘。

この続きがあるのです。
半年後、再び、娘が 「習いたい!」と言い出し、私としては 先生に申し訳なさもあります。

娘に「ママからはお願いしたくない」と話しました。
娘はこの先生が大好きです。
「自分で お願いしてくる」とこれまた先生のおうちのピンポーンを鳴らし、再開したのです。

先生は 笑って受け入れてくださったのですが、かなり 多忙な奏者。
練習を諦めてなげださないことを私はこの時娘と約束。

マーチングバンドも平行しながら 幼稚園を卒園し、小学校へあがり、転勤のため 転居。
続けたいと二人の子どもたちは それぞれが、受験という節で時間が取れなくなるまで、この先生の元に(東名)で通い、 親は運転協力となりました。

幼稚園の年齢であっても 本音で話をかわし、どうするかを任せてみると、子どもの知恵しぼりが 面白いほどにでてきます。
先生との交渉も、こどもがもつ言葉の数は少ないのですが、その時の正直な思いが 「やりたい」「練習する」「うまくひけなくて ふじやまが嫌いになった」とかに表情と共につめられ、又、くみ取る相手(先生)に恵まれていたこと、幸運だったと感じます。

コミュニケーションの橋、相手を信頼すること。
発した言葉のあとに、こどもの表情から、つらそうな気配を感じ取ることもあります。
その気持ちを受け止めるとで、その後が違うことを 幾たびか、子どもたちとの関わりで知ります。
親のいいたいことをいうと同時に、子どもの気持ちにも耳を傾けることで、そこに 「力」でのつながりでない対等な親子の関わりが存在します。

子どもとのことを思いだしながら  孫へも 信頼の橋   だわと。

                (ポコまま)

対立が あるときに

一方が 相手の 犠牲の上に 勝とうと すること なく
その 対立の 一つ一つを 解消することを 約束しましょう。

私は、あなたが あなたの 欲求を 満足させる 権利を 尊重しますし、
同時に、私自身についての その権利も 尊重します。

だから、私たち 双方に 受け入れられる 解決策を
いつも 探すように しましょう。

あなたの 欲求は 満たされ、
私のも また 満たされるでしょう。

どちらも 負けません。
両方が 勝つのです。

「人間関係についての信条(クレド)」より
ゴードン博士の人間関係をよくする本~自分を活かす 相手を活かす
トマス・ゴードン著 大和書房

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