3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2012年04月

行政が支援している子育ての為の
親教育プログラムの中で、

わたしが特に”親業”のコミュニケーションがいいと思うところは、

1.親の感情の扱い方がすばらしい
2.子どもを、操作、評価しない
3.子どもの自立を促すという視点が 目先のことにとらわれず すごい!

表面的に仲良くなるためのコミュニケーションでなく、
本当に深い信頼関係を築くための、コミュニケーションです。

この、コミュニケーションのトレーニングを行っていると
知らない間に、自分も成長しています。

もちろん、相手も成長しています。

人間ってみんな、優しい面も 意地悪な面もあって
もちろん、がんばりたいと思っていて
それは、相手とのかかわりや、ちょっとした言葉によって変わっちゃうところがあるのではないでしょうか。

優しい面も 意地悪な面も 相手によって、引き出されてしまうものだと思うのです・・・

”相手の思いやりや 考える力を 伸ばすかかわり方” というものが あります。
もともと、持っている力を 目覚めさせるような、
そのための、必要最小限的な 甘やかさない かかわり方です。

これが親業です。

時折テレビからこんな子育ての話題が流れてくることがあります。

「親は、子どもをちゃんと自分で勉強する子どもにせな、あかんやろ」
とか
「親が言って聞かせないと、自分で起きられる子どもにならへん」
とか・・・。

毎日、毎日の親の言葉掛けで、勉強や朝の起床が習慣づけられていくのではないか、
そして、時には厳しく子どもを強制していくのも、親の務めではないかと言うのです。

確かに
そうですね~

親はみんな、”子どもを自分でちゃんと起きて、自分でちゃんと勉強するようにしなければいけない”
と思っているのですよね

だから、あれこれ一生懸命、声掛けする。
でも、毎日親があれこれ言わなくても、こどもが自分で自分のことができるようになる、というのは事実です。

”子どもを自分でちゃんと起きて、自分でちゃんと勉強するよう”に

”させる” と親が頑張って子どもをコントロールしていかなくちゃと息巻くのでなく、
”育てる” と考えてみてはいかがでしょうか?

つまり、”子どもが自分でちゃんと起きて、自分でちゃんと勉強するように育てる

育てる には、環境を整えて、時間をかけて、いじり過ぎず、じっくり待つことが大切です。
環境を整えると、どんな子どもでも、自主性があって、自分の個性を大切にする子に育ちます。

一般のほとんどの方は、”させる”方を自分の子育てに取り入れているように思います。

だけど、このちょっとの言葉の違い、ニュアンスの違いで、後々大きく変わってくると思うのです。

”育てる” ということを、もう一度意識して、丁寧に。
毎日のコミュニケーションを見直して、環境を整えることで、実現します。

毎日の生活を送る中で、
いろいろな悩みはつきものです。

お金の悩み
健康の悩み
その中で 人間関係の悩みは どの位のウエイトを占めるのでしょうか?

小さい時から、親との関係に 敏感だったわたしは、
もちろん クラスの中での友達関係にも 敏感でした。

友だちとの、心理的なやりとりは、
思春期に避けて通れないものですが、
私自身がかなり消耗していた感があります。

成人してからは、
人間関係の悩みというのは、人生を大きく左右するのではないか?
そして、言葉の掛け方で、人間関係の問題の70~90%くらいは解消するのではないかと思うようになりました。

例えば、他愛もない喧嘩など、
「あんたが悪い」と言えば
「何言ってんのよ、あんたこそ悪いやん」と言いたくなりますし

「ごめん、私が悪かった」と言われれば
「そんなことないよ、私の方が悪かった・・」となるわけです。

言い方ひとつで、何とでもなってしまう?
結構大きいんじゃないかな。

就職難ですが、
せっかく正社員として採用されても、3年以内に会社を辞める人が、3割もいるそうです。

辞める前に他に方法はなかったのか?
とてももったいないです。

自分のことを 伝えたり わかってもらったりする努力を
もっとしてみても いいんじゃないでしょうか?

正しいコミュニケーションの勉強を
学校でもやって欲しいと思います。

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