3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2012年06月

時の流れは早いもの
『親業生活。』inひょうご のブログ を
配信し始めて、本日でナント!ナント!!
1000日を迎えました〜

これもひとえに
ちーままさんの投稿のお陰。

日常のそのままの姿を
飾らない言葉で綴って下さり
今では、ちーまま家のお子さん達のことを
わが身内のようにも感じている私。

こんなにも長く続けて
文章を書くって
そんじょそこらの才能ではありません
(内々のことを褒めて恐縮ですが)

嬉しいことに、訪問者の数も
どんどん増えて来ています

“親業”
を一人でも多くの方に届けたい
 その想いは、こらからも
強く熱く 続きますので
どうかこれからも宜しくお願いします


明日で、二男の 中学校生活 初めての テストが 終わる。

「あ~あ、テスト、いやや~」
一週間前までは、二男は まじめに テスト勉強を しているように見えた。

それが、間際になって、なんだか疲れてきた様子で
うろうろ~、そわそわ~。
「テスト 早く 終わらないかな・・・」

ん?まだ はじまってないやん!

テスト勉強を 兼ねた 各教科の 課題をこなしながら、
その合間、めずらしく リビングで 昼寝を している。

「テストって いつまで あるンやろう・・」
そら、いつまでもやわ。人生 ずーっと 勉強やで。

なんだか、気分的に やられている カンジ。
ちょっと 話を することにする。

二男は 友達との 会話の中で、
「夜中の 1時まで 勉強している」、とか
「10時間 勉強した」、とか
そんな ”ALL勉強漬け” の生活に、相当な プレッシャーを 感じていたようで、
それだけで、しんどくなってしまったようだ。

何も やらないうちから 疲れている。

能動的な フィードバックを 交えながら、
テストに対する話を 色々とする。

少しは 気が ラクに なっただろうか。

あれ?? ラクに なりすぎた?

あと一日を残しながら、ソファに寝転がって テレビを 観ている二男。
あと一日よ。頑張って!!

そういえば、長男が中1の時は、テスト中でも本を読んでいたっけ。
(もちろん、テストに関係のない本)
あれっ、長男は中3になっても、やっぱり本を読んでいます・・・
おーい!受験生!頑張れ~!!

テストがあけたら、夏の大会が始まります。

土曜の 学校開放事業の お手伝いで、
今日、わたしは 子どもたちの ”一日師匠” となった。

師匠といっても、資格なしで 構わないと スタッフさんに 言われていたので、
まあ、一緒に 楽しめればいいかなあと、
気軽な 気持ちで 引き受けた。
昔、かじった パステル画を 皆で描くことにした。

何人 来るか わからないし、
1年から6年まで、どんな会に なるのやら・・・

わたしは、教員免許も 何も 持っていないので、
たくさんの子どもたちに 何かを教えることも、初めて。

だけど、多分 子どもたちが 何とかしてくれるやろう・・

と思っていたら、
ホントに 何とかなりました

思い思いに、パステルを滑らせて、
素晴しい感性
集中力

疲れたけど、やってよかったあ~

心がけたことは、ただひとつ
楽しむこと!

3時間、大人よりも すぐに 自分の世界に 入って 集中できる子どもたち
出来上がった作品も、それぞれ 個性に満ちて
素晴しい!!

絵は、贅沢な遊びです。
こころの 余裕がないと、描けません
結局、わたしは 一枚も 描けませんでした。


「わたくしは 自分の価値観で 生きています。
 いろいろなことを 言われているのは 知っていますけれども、
 それによって わたくしの 価値観や 生き方を
 変えるつもりは ありません。たとえ、そのことによって
 誰からも 好かれないとしても、かまわないのです。」

   叶 恭子~知のジュエリー12ヶ月 理論社より

テレビでお馴染みの、あの 叶 恭子さん。
もちろん、ファンでは ありません。
古本市場を ふらっと散策中、たまたま手にした 彼女の本。
どんなことを書く人なんだろう・・・興味本位で 表紙をめくり
飛び込んできたのが、冒頭の言葉です。

な、なんと強い・・・

自分自身に対する 揺るがぬ姿勢、潔さ、覚悟に強く惹かれ、そのままレジへ。

すごい、根性すわってるう~
短い言葉で、生き方そのものを 語っていて、
なかなかステキだなと、素直に思う。

偶然の出会いで、その人への 見方が 変わってしまうこともあるんだな・・

長い間、依存的に生きていた わたしには、強い人は憧れです。

親業の目的は、
子どもを社会的に一人前に育てること。

そのために
自分の問題を自分で解決できるような人に育てる
・・・と思っていた。
自分の子どもたちが小学生で、まだ手がかかるうちは、”自立”こそ子育ての大きな目標だった。

でも、その先にある、
全ての人を かけがえのない人であると 尊重し、
お互いの利益を考えて
共に生きる という
まさに、Win-Win の精神こそ、
大人が読んでいる 多くの 自己啓発本の内容、そのまま!

改めて、親業の深さにドキドキしてくる。
ホントにすごい。人として”ホンモノ”になることを目指している。

第三法 と呼ばれる、対決時の 問題解決法は
親業訓練講座の後半に その具体的な すすめ方を学ぶ。

親業歴10年の我が家。大きな親子の対立は 起こらない。
これもわたしのお陰?「コミュニケーションが良好だから」 と、一言で片付けたら
子どもと夫からクレームが出るかも・・?
いや、きっと出る。

わたしの あまりにも あけっぴろげな 素直さに、
子どもと夫が 精神的に 成長せざるを得ない・・・というのが事実かも?

さて、そんな我が家で ちゃんとした第三法を 使ったと
覚えているのは 過去2回。
我が家のルールができた瞬間だ。

子どもが 自らの信頼を 失わないように、ルールを守って暮らす日常に
わたしはいつも 小さく感動していた。

こんなコトってあるんや~

正直、それ程までに効果があるとは思っていなかった。
子どもは、信頼されることによって、
自分で自分をコントロールする力が育っていく。
少しだけ我慢しながら、自分で自分を律する姿は
子どもであっても美しい

子どもたちの成長と共に、何度が修正されてはいるが
このルールは今も守られている。

そして、中学生になった 長男と二男は
二人の間で起こった 対立に
自分たちの力で 解決策を 導き出した。
二人とも、欲求を 繰り返し主張し、そして譲歩した。
二人で出した 約束事を ちゃんと守っていた。

わたしは本当に 感動した。

自分の利益を 相手の利益と どう結びつけるか、
この重要性は 多くの 成功した著名人が 説いている。

どちらも負けない 対等な関係と
お互いの 信頼関係があることが 前提条件だ。

自分で自分を 尊重し 認める力と
相手から尊重され、お互い 認め合えていると 感じる力が
社会人としての”幸福度”に影響しているのではないか・・・とわたしは感じている。

社会人として大きな人になって欲しいと、子どもの成長をいつも願っている。

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