3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2012年07月

部活を引退した 長男(中3)と入れ替わりに、
二男(中1)の 朝練生活が始まった。

クラブは誰のためにするの?

この問いかけから、クラブ活動は 原則、自分の問題として各自対処することとして まかり通っている。
朝練も、もちろん、自分で好んで行く。
朝ごはんは、あったら ラッキー
なかったら、自分で何か食べていく。

食べることが大好きな長男は、気が向いたら、目玉焼きを作ったり、カップスープを準備して、一人で楽しんでいたようだ。テレビを独占し、朝の時間を ゆっくりと楽しむ。食後には 紅茶を一杯。のんびり感を 思い切り満喫したあとは、おきまりの 「あっもうこんな時間ヤバッ
それでも、クラブ時間には 余裕があったらしい。

それに 比べると二男は、放っておくと 何も食べない・・とも限らない、
” the めんどくさがり”
何も食べないで クラブに行かれるとそれはちょっと困る。
わたしの問題になる。

少し 心配していたが、今のところ大丈夫のようだ。
わたしが彼より遅く起きると、自分でパンを焼き、ジャムを塗って食べていた。

テレビもつけずに 静かにもくもくと食べている。
何だか、おかしい。

きっと テレビがついていたら、そちらが気になって、電車の時間に遅れそうになる可能性があることを 知っているのだろう(と思う)。
自分をわかっていて、過去の失敗から学んでいる!
わたしは、いつも勝手に解釈して、彼の成長を楽しんでいる。

「今日は、早めに、ゆっくり行くわ」
そう言って、昨日より早めに家を出て行った二男は、もうすっかり中学の制服姿が板につき、去年の夏に着ていた服が 似合わなくなっている。

Aさんは、地域でも有名な おばあさん。
2年前から、わたしは ある理由から 彼女に嫌われている。

何かの会合で、顔を 合わせても、
スッとそっぽを 向かれる。

いい気は しないが、まあ 仕方ないと 思い、
それでも、こちらとしては、常識の程度として、挨拶や会釈はしようと思っていた。
ALL無視だけど・・・。

今日も、地域ふれあいの会の準備で、顔を合わせた。
準備の為の 荷物を運んでいる。

背中を丸めながら 重そうに 荷物を降ろす動作に、思わず 駆け寄って
「運びます」 と 手を出したら、
わたしの顔を見て、荷物を渡そうと半分出した手をスッと不自然にかわして、
一人で運んでいった。

ムカッ
ちょっと頭にきた。

やーめた!
Aさんに、気を 遣うのは もう終わりにしよう。
もともと、わたしは 何も悪いことなんてしていないのだし、
ホント、今日の態度は あんまりやわ。

その後の 数時間、目が合いそうになると、視線をスッと避けた。
近くを 通り過ぎても、そのまま。
はっきり言って、ムシ。
体中から、”あなたが嫌いです”光線を 出していたかもしれない。

まあ、いつも彼女は わたしを無視するのだから、状況は 同じなのだけど、
その後、びっくりするような 事があった。
Aさんが わたしに 気を配る意味の 発言があったのだ。

「お手伝いの人のお菓子、ちーままさんにも あげて」

今、わたしは 本当に不思議な気持ちだ。
人間関係に ”駆け引き” というものが あるのならば、
決して 下手に出るだけでは、得策ではないということが 証明された気分。

また、気持ちの強いもの勝ち と言えるのか。
とにかく、わたしの仕草が 反発的になった途端
彼女の態度が 明らかに変わったことが、わたしには はっきりとわかる。

わかるが、何だか白けたな・・。
人の気持ちって、こんなものかな?

わたしの したことが
良いのか悪いのかは、わからない。
わからないけど、はっきり 言えるのは
とにかく、”わたしが 好きな わたしで いたい” ということ。
我慢するのも、反発するのも、
自分で ”いい” と 思ったことを する。

中三の長男が 中学校の卓球部を 引退した。

1学期の 期末考査の 次の日が、
卓球部の 夏の大会の 初日に あたり、
従来は クラブ活動停止期間である テスト前の 一週間も
少しだけ、練習を積んでいた。

長男は、運動神経は 並。

2年前の入部時は、A、B、Cと ランク分けされた 同級生の中で、
B。

いつだったか、
「お母さん、A になった」 と、嬉しそうに 話してきて、
その後も、自主的に 練習したり、本で 新しい打ち方を 研究したり、
地道に コツコツ 打ち込んできた。

地域の スポーツ振興会へ 参加を 申込み、
中年の おじちゃん、おばちゃんたちに 混じって、
「打ち方が古いんやけどなあ~」 とこぼしながらも
せっせと、教示を 受けていた(ようだ)。

わたしは、卓球の 打ち方など、
詳しい事情は さっぱりわからず、
もっぱら 聞き役。

良いことは、すぐに 話してくれる。
無口なときは、・・・・・。

なので、試合の結果は すぐにわかる。

引退試合となった、夏の大会で、
団体戦に 出場した 彼は、3位の賞状を 持って帰ってきた。

「えっ」
市内の卓球部は 強豪ばかり なので(?)、白星に 縁は あまりない。
その日も 抑え気味の表情で、帰宅するなり 見せてくれた 賞状

「ばんざ~い」
照れくさそうに、控えめな 表現の 彼の 傍で、かあちゃんは 思い切り高く 両手を 上げる。
勝ったんや。 嬉しかったやろうなあ~ 良かったなあ~!
かあちゃんも嬉しいよ。

「おめでとう!」
本当に、おめでとう。我が子ながら、すごいなあ~と拍手。
すぐに コーラを買ってきて 乾杯!
コーラ、美味しかったかな?

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