3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2012年08月

夫の盆休みが終わり、
段々と普通の夏休みに戻したいと思う この頃なのに、
相変わらず続く猛暑が ダラダラした身体を 重く感じさせる。

子ども達がまだ眠っている朝、
夫が出勤する。
彼らも疲れが溜まっているんだろう。
ゆっくり寝たらいい。

わたしは新聞を読みながら 久しぶりに 一人時間をまったり過ごす。

バタバタバタ!
いきなり、階段を 駆け下りる音!!
「ちょっと~!階段 壊れる!!」

血相を変えた顔で 立っている二男。
”梅ちゃん先生”は始まっている。観たかったのかな?

「あっそうだ、クラブや。あんた、クラブに行くんやね」

涙声の二男。そうだ、二男は午前中クラブに学校へ行くんだった。
すっかり忘れていた!

8:11の電車に乗りたいらしい。
ムリやん。
朝ごはんも食べていないから、ムリやん・・

「朝めし 食べる時間 ナイから。」
「あかんよ。熱中症で倒れたら 困るもの。お母さんの知り合いの娘さんが 熱中症で倒れて寝たきりなんよ。熱中症になったら、皆に迷惑もかかるんよ。せめてバナナと牛乳を飲んでいって。」

母と違って、8:11の電車に乗る望みを捨てていない二男。
大丈夫なん?
私は牛乳をコップに注いで バナナと共にテーブルに置いた後、水筒にお茶を入れてあげる。

一言の 言い訳もせず、起こしてくれなかった親を責めもせず、
もくもくと 登校の準備をする二男。
自分の行動に 責任をとっている。

8:08に家を出て行った。
あと3分。
駅まで、私の足で5分。
間に合ったのかな?

2Lのお茶ボトルが 2本あって、
そのうち1本は ほぼ満タン。
残りは、1/3ほど減っている時、

何も考えずに満タンの方のお茶ボトルから、お茶を注いでいる二男(中1)に、
1/3ほど減っている方から飲まないと、困ることを 教えてあげなければならない。

昨日もたしか、3本同時に お茶がなくなった・・・よね。
自分の水筒に入れた段階で、もうお茶の残量など、考えにも及ばない。

彼に悪気はない。
ただ、彼は知らないのだ。
そして、次に自分が喉が渇いて、お茶が飲みたくなり、
その時に、冷蔵庫に冷えたお茶がない場面が来るまで、
彼の問題でもない。

2Lのお茶ボトルがそれぞれ半分以下の残量で 冷蔵庫のポケットに納まっている姿は、かさ高く、信じられないくらいとっても行儀悪い。牛乳パックが なぜか2本あいている時と同じくらいイヤ!
・・・と、それはわたし。

我が家の中1は、その辺り、自分から考慮する力はないが、
伝えると配慮し、以後、少なくても今年の夏休み中は 忘れない程の記憶力は育っている。

8月で転勤になった夫は、
通勤時間と通勤手段が変わった。

で15分から、電車で1時間強へ。

もう、帰りに
牛乳を買ってきてもらうことも、
パンを買ってきてもらうことも、できなくなった

結構、頼っていた

それで、パンと牛乳とトイレットペーパーと
アイスクリームを買出しに行く。

ティッシュペーパーの予備も ちゃんと見ておかなければいけない。

これから、買い物も ちゃんとやります。
今まで ありがとうございました。

子供は 親と どれだけ 違っていても、
また、
親の青写真から どれだけ遠い存在であっても、
自分が 「なれる能力のあるものになる」 権利を もっている。
これは 彼の 「絶対的権利」 であり、
だれも 取り上げることはできない。

「子供が ある特定のものになるように 望んではいけません。
  ただ、”彼自身になる” ことだけを 望みなさい」

(「親業」 第13章 親自身の姿勢を見直す より)

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