3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2013年07月

夏休み前の 恒例 三者面談。

先生は 二男のクラスでの仕事の様子を 細かく教えてくれました。

「とにかく、係りの仕事を 真面目にキッチリと やってくれる。こんなにキッチリとできる子は 他にいません。わたしはとても 信頼しています。このキッチリは 将来 仕事をした時も、きっと役に立ちますよ。2学期は是非 学級役員をしてもらいたいですね。お母さん、褒めてあげてくださいね。」

二男は中2。卓球部で 毎日がんばっています。

べた褒め。

そりゃーね、我が子を褒められて、悪い気はしません。
ムフ、
ムフフ、
自然に顔がに やけてきます。

なのに、なーーーーーんか???

なーーーーーーんか

ヘンな 感じなんですよねえ~~~~

面談が終わって、
家に帰って、

胸の中が、ワサワサとしていて、
きもちわるーい

なぜ?なぜ?なぜ?

で、わかった!!
なぜ、こんなにスッキリしないのか!!!

まず、
「お母さん、褒めてあげてくださいね。」

このセリフが すっきりしない。
褒めてるようで、褒められてない気がする。

わたしが二男を ”褒めてない” みたいやん・・・

(先生、わたしはね、この子をちゃんと 認めてあげてんのよ!!)

「どうせ、あなたの息子は 家でロクに話もしないだろうから、学校のことは 知らないでしょうけど、勉強は イマイチで、パッとしない子だけど、クラスの仕事はこんなに頑張ってるんだから、たまには褒めてあげてくださいね・・・」

(なんとなーく伝わってくるメッセージ)

?????

そもそも、クラスの仕事を真面目にすることが、そんなに凄い事なのか????
ここは、幼稚園??

当たり前の ことやんねえ~

わたし 「先生、アンタのことムッチャ褒めてたねえ~」
二男  「そうやな、」
わたし 「みんな、クラスの仕事をしないのね。」
二男  「そうやな、せーへんな。」
わたし 「当たり前のことをしてるだけで、あんなに褒められて、
      お母さん的には悪い気はしなかったけど、
      でも後で考えたら、シックリこないの。
      なんか、褒められたカンジがしないのよね、
      なんでかなあ?」

二男の次の一言で、全ての謎は解けました。

「だって、あの先生、生徒を 信用して 無いもん。」

ドキッ

ドキドキッ

それかーーーっ

納得。

先生も若いしね。がんばって!
子どもは、結構 シビアだよ。

さすが 二男、ゴードンメゾット育ち。
そんな先生を 受け入れてるのか、いつも淡々としている。

先生、褒め方、研究してね!

情緒の安定した、たっぷりとした子を 育てようと
多くの育児書を読んで、
長男を育てていた頃・・・・

初めは、良かったんです。
ムチャムチャ良い子で、私の言うことを よく聞いてくれました。
わたしも、怒鳴ったりせず、キチンと声をかけることを 心がけていました。

小さいことでも 見逃さず、しっかりとほめていました。
「えらいねえ~」
「がんばったねえ~」

二男が生まれても、母親に甘えることなく、ちゃんと”お兄ちゃん”している姿に、
わたしは、感動さえしていました。

「ホントに、いい子に育ってくれてたねえ」

純粋な長男。小さな弟に 精一杯の愛情を示しているんだ。
すごーい 天使みたい!!
甘えたいのにちゃんと我慢できる我が子に育ってくれて、
満足~ 子育てって楽勝!!

長男がそろそろ大きくなってきた、ある日、
わたしを覗き込んで、何か期待している顔つきをするのです。

初めは、気がつきませんでした。

長男は、確かに
母親から”ほめられる”ことを期待していました。

それは、確かに、今までなら”ほめて” いたことですが、
そんなに、特別なことではないし、この子も、もう大きいし・・・・

愕然としました。

だって、”ほめられる” ことを期待しているということは、
”ほめられなければやりたくない”事ですから。

この先、この子は、ほめられなければ 何もやらない子どもになってしまうのではないか?
わたしはもしかして、大変なことをしてしまったのではないか?

頭がクラクラしてきました。

***

親業の本は、読んでも、読んでも
「子どもをほめましょう」
という言葉が

ナイ!ナイ!ナイ!
一切、出て来ないんです。

驚きです!

それどころか、

「親は神様でない」とか
「親も感情をもった一人の人間だ」とか・・・・・

え~っ怒ってもいいの???????
ゴードン博士??????

多くの育児書は
子どもを
”親が扱いやすい子に育てる”
という視点で書かれています。

親業は
”子どもが自分のまわりの人と、仲良くできる”
という視点で書かれています。

だから、まず、人を信頼できるように。

全ての人間関係のもとになる
母親との関係が、心の通う豊かなものであるためには
まず、母親が自分を隠さないこと。
ウソのない 正直な人になること。

子どもって、お母さんの関心事が どこにあるのか
すぐに、わかっちゃうのよねえ~

長男は、弟のためでなく、
母親である わたしに ほめられたくて、
いい お兄ちゃんをしていたんですね。

子どもは怖いです。
ウソはつけません。

ちなみに、親業でも 相手をほめますが、
それは、相手をコントロールしたり リターンを期待する、
姑息で 下心が ミエミエな ほめ方でなくて、

感謝や感動を ”主観”で ”一方通行に”伝える ほめ方。

似ているようで、大違い!

求めず、評価せず、潔く言い切ることが、
相手の心に 届く コツのようです。

自分で 判断して 動く子ども を育てます。

言わなくていい ”一言” を言ってしまい、
相手を 傷つけないように

言わなくちゃいけない ”一言” を言わずに
気持ちが届かないことが ないように、

もっと、もっと
”伝える言葉” を考えてみませんか?

子どもだから、
夫だから、
兄弟だから、
親だから・・・・大丈夫???

あまりにも 行き当たりばったりに
思いついた 言葉を 使う事が多いのですが、

その言葉を あなたから言われて、相手はどう思っているだろうと
考えたことがありますか?

大丈夫。だって、子どもは 知らん顔だもの。
そんなことまで、知らん・・ 相手が悪い。
何となく悪影響はわかっているけど、どうしたらいいか わからない・・


人は、誰かに力ずくで何かを強要され続けると、
 反発するか、
 逃げ出すか、
 屈服していいなりになるか

いずれかの行動をとり、そして、相手に敵意を持つようになると、
親業の創始者 ゴードン博士は言っています。

母親と子どもの関係は、全ての人間関係の基本となるそうです。

わたしは、自分の息子たちに
常に誰かに従属しているような、
そんな人生は 送って欲しくないな、と考えています。

組織に入って欲しくない と言っているわけでは ありません。
真に自立した子どもに育って欲しいのです。

子どもに 早期教育まがい のことまで 始めたわたしですが
単に”頭のいい子” を育てたかった訳ではありません。

たくさんの育児書の中で、
自分に ピッタリ くるものを捜していました。

初めての”バイブル”は
小児科医の内藤寿三郎先生の「育児の原理」

巻頭に、内藤先生のお顔が 写っていて

なんと優し~い、
ホントに優し~い
仏様のようなお顔に、釘付けに なっちゃいました。

内容も、”情緒” の安定こそ大切だと思っていたわたしに ピッタリで、
何度も何度も 読み返しました。

”頭のいい子”より、”情緒の安定している子”

・・・というより、
情緒が、安定していれば
考えたり、頭を使ったり、
少なくとも、わたしと同じ程度には 勉強は出来て当然とも思っていました。

だから、
情緒が安定していて、だから、勉強もそこそこ出来る子にしたい

・・とまあ、そんな風に考えていたわけですね。

そのうち、あんまり、長男がいい子だったので、
頭がよくなることを何かやってみたいと思い、

「天才児を創る」 という本に はまりました。

これは、障害を持った子どもをお母さんが丹念に世話をしたら、障害がほとんどわからなくなるほど成長したという話を翻訳された筆者が 早期教育に目覚め、自分の子どもたちに接した具体的な内容を まとめた本です。

ここでも大切なのは、単に知識を与えるのではなく、脳を鍛えて大きくする、ことで、
詰め込みの 単一的な教育では 子どもの能力を伸ばさないと思っていた わたしにピッタリ!

本を参考に 手作りの知育おもちゃやカードを たくさん作りました。

夢中になりましたよ~

でも、あんまり続かなかったな・・・・

子どもの ”ノリ” がイマイチで、
やらせることに、疲れてきたことと、
子どもに 刺激を与え続けることに、疑問を感じてきたからだと思います。

はまった理由のひとつ。

実は、わたしは長い会社生活で

”能動的”に仕事をしてきたので、
育児も、”能動的”にしたかったのです。

”能動的”でなければ、楽しくなかったのです。

こちらから、”仕掛ける”育児。
先回りの育児。

”受け身”は苦手!!!!!!!!

授乳時に、自分の母親としての”受け身”の立場を実感した私は
その立場に うろたえつつも、

子育てを”成功”させたるため
具体的にやればいいことを示しているこの本の通りに、
積極的に挑むしか、なかったわけです。

わたしの望んでいる”子育て”を
教えてくれる育児書には、まだ出会えていませんでした。

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