大きな失敗をしてしまった!
それも、一年前に。

今年の秋祭りの 当日の朝、
子ども会が使用する みこしの 準備中に
飾りに 使用する 用具が見当たらず、
昨年の 収納責任者である わたしに、問い合わせがあったのだけれど
そんな昔のことは、全く 思い出せず、
全然 思い出せず・・・・・

「えーっ なんで ないの????」

みんな大騒ぎで 倉庫を捜しているが、見当たらず、
わたしは、倉庫に収納したかどうかも、記憶が戻らず、

多くの人に、迷惑をかけてしまった。

捜している用具は、結局 別のものを使って、2日間の祭りは無事に終わった。

ショックと、
情けなさと、
驚き・・・・

記憶をたどるが、
もう、ムリ・・・・・

出てこない

みんなに迷惑を掛けたと 謝り、
何とかその場にいる。

でも、情けなくて、情けなくて、泣きたい気分。

こんな 弱っている時は
周りの人から、どう思われているだろう?と
気になる自分が いる。

元のわたしが 顔を出す。
2~3日は しっかり居座る。

偉そうな事を言っておきながら、
当たり前のこともできないなんて、
サイテーやん

そんな事を 言われているのではないか?
噂されているのではないか?

ああ、もしかして、そうかもしれない・・。

無力感。

とりあえず、
子どもと夫だけは、私を見捨てない。
コレだけは、ゆるぎない。
そう 思えることは ありがたい。本当に ありがたい。

いや、それ以外に、私を見捨てずに 思ってくれる人もいるはずだ。

「ホントに思い出されへん・・・どうしよう?」

率直に偽らずに 自分の本心を言ったとき、

「忙しいからね・・」
「誰でもみんな失敗はあるよ」
「こちらも確認しておかなかったから・・・」

何人もの人に、優しいなぐさめの言葉を かけてもらっていた。

そうだ。

失敗したからと言って
わたしの全てが 否定されることはないのだ。

わたしの”価値”はなくならない。

そうなんだよー。

いいこともある。
確実に子どもに優しくなる。