3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2013年12月

毎日毎日、弁当を作るのは面倒くさい。
母親だからしょうがない。しょうがないけど面倒くさい。
ああ、怠け者のわたし・・・と思いながら、
長男(高1)に頼んじゃおうかな?

「明日、お弁当入れて欲しかったら、お米をセットして寝てね」
長男に言い残して、昨夜、さっさと寝てしまうことにした。
特に具合が悪かったわけではない。

期待は半分。長男は多分イヤだろうな。母親の仕事?いいやん、タマには(心のつぶやき)。
(でも「イヤ」とも言っていないし・・・)

今朝、少し早めに起きる。
やっぱりお米は炊き上がっていなくて、あわててお米をセットして、最速炊き上げコースのボタンを押した。
頼んだわたしが悪いよね~。

だけど、ちょっと言ってみよう。
「今朝、お米が炊けてなかったよ。」
長男は寝ぼけ顔だったけど、ちゃんと思い出してくれて、「ごめん」って言ってくれた。

何だかちょっとだけ気持ちが晴れた。

いじめ、不登校に巻き込まれないタフな子を育てたい!
わたしはずっとそう思って子育てをしてきました。

精神的にタフ!
ムダに争ったり、威張ったりしない。
かといって
大人し過ぎるとか、コトなかれ主義でもない。

みんながそれぞれイキイキとしていて、
比べたり、ひがんだりしない。

ひとり一人がそんな子どもに育ったら、
いじめなんか、無くなると思う。
だって、いじめる必要がないんだもの!

ありのままの自分に自信を持って、自分に満足すると、
もっと素直になって、他人との相互作用が働いて、刺激を受けて、どんどんアイデアが出て可能性が開かれて、楽しい人生になる!

そんな子育て。いいなあ~

だからわたしは、親業ゴードンメゾットをすすめたい。
暮らしの中に取り入れて、ちょっとした言い方を少しずつでも変えてほしい。

わたしも、わたしの母も、まんまと引っかかっていた、
”こどものために~”という厄介な”賢母願望”と
”ありのまま全部を受容”という子育ての落とし穴に、陥らないために。

ほとんどのお母さんが無意識的に使っている、”効果の薄い言い方(本当はほとんど逆効果になっている)”に気づいてもらうために。

やる気を潰さない。
思いやりを育てる。

お母さんなら簡単にそれが出来ます。

子どもの困った行動を、”それは困った行動なんだよ”と教えずに、
他のもので補おうとするお母さんが増えているように思います。

補われるのは、手っ取り早い、ゲームやスマートフォンでしょうか。
大人たちの多く集まる場所に連れてこられた子どもは、
ほとんどみんな、ゲームをしています。

地域の会議、レストラン、電車の中、プラットホーム、
確かに静かです。

でも、それが無ければじっとしていられない子どもなのかと思うと
ちょっと残念に思います。

ある小学校の先生から
今の子どもは、じっとできない。
じっと字を読むこともできない、だから、文章題を読めない。
と聞いて驚きました。

別の学習塾の先生も、
集中力の無い子が多い。ゲームでは集中しているように見えるけれど、
画面はずっと動いている。だから、自分の意識からの能動的な集中ではなくて、受身的な作業しかできない。

と言っていて、そうかと納得。

すべてに受け身。
これでは楽しくないのになあ~。
子どももちゃんと教えてあげれば、じっとできるようになる。
静かに落ち着いて考えられるようになるのになあ~。

もっと子どもの能力を信じてあげようよ!
初めに大人が向き合って、ちゃんと教えてあげないとダメだけど、
キチンと話すと絶対に通じるのだ。
そして、相手に配慮することを覚え、それができる自分にテンションが上がる!

気持ちが通い合う瞬間の気持ちよさ!!

ゲームをクリアした時と、どっちが楽しいんだろうな?

(「ゲーム」と言われそうで、怖い。)
確かに子どもをじっとさせることは、簡単ではありませんし、それが必要かどうかと言われれば、それぞれの家庭の価値観によるものと思います。

でも、お母さんの向き合い方で、子どもだってちゃんとできるようになる。気持ちが通じる。
これは是非みなさんにお伝えしたいと思っています。

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