3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2014年03月

「親業」って、何?
なんだか、難しそう・・・

そんな風に感じる方、多いかもしれません。

「業」なんてついてるし、
修行僧みたいに、まじめで崇高で硬いイメージ。
「親として、ダメだ!」なんて、怒られそう?

では、

親になるって、どういうことか?
人を育てるために大切な事とは何か?

だれでも親になった時に、まず第一に知りたいことを
キチンと、具体的に、体系的に
教わったことはありますか?

親とは、
子どもを育てる役目。
子どもを社会に送り出すため、一人前の人間に育てる役目。

忍耐と努力と、
長期に及ぶ継続的なかかわり・・・
世の中で、最も大変な仕事のひとつ。

だから、「親業」。

そして、
親業を効果的に果たすための方法を
体系的に学ぶトレーニング

だから、「親業訓練」。

人を育てるのに、神様は要りません。
人を育てるのは人です。

「親業訓練」はマインドでなく、コミュニケーションスキルを重視します。

わたしは最近
「子育てミッションおたすけスキル」と呼んでいます。

子育ては、今のわたしにとって、一番の使命。

3人の子どもたちが社会に出て、自分の能力を思う存分発揮できる人になるために、
今、精一杯のことをしたい。

これがわたしの一番の使命。
そして、やりたいこと!

自分の中で、そう確認できた時、
堂々と、「子育てミッションを頑張ります」って言えるようになったんです。

子どもの為に。子どもの幸せの為に。
わたしは、子どもの一番の味方でいたい。

だから、自分の為に、このミッションを頑張りたいのです。

こんにちは。

さすがに3月は忙しいですね。
色々と予定が入ってきます。
2月から講座もやってるから、結構忙しい。

でも、忙しいのは好きなんです。
予定表がつまっていると、なんだか安心します。
「必要とされている」ことを実感できるから。

時々、こんなお母さんがいます。

「子どものことが心配です。
 勉強がついていけるかどうか・・
 友達と上手くやっていってるんだろうか・・・・
 先輩とは? 先生とは?
 クラブでちゃんとやってるのか?・・うーん心配です。」

「子どもさんのことが気になって仕方がないんですね。」

「そうなんです。・・・・わたし、ヒマすぎるのでしょうか?」

自分の子どものコトが気になるのは、仕方ないですよね。
気になるんだから。

「子どもさんのことは、気にしないで下さい」 とアドバイスして、
「はい。気にしません。」

こんなもんじゃあ、ない、ない

気になるけど、どうするか?

どうするか?

子どもの事を心配しないように、
気になる態度を見ないように、
お母さんが我慢すれば、いいのでしょうか?

ウツウツとした気持ちは
ちょっとずつ
お腹の中で溜まって溜まって、
腐敗して、
ガスが充満して、
大噴火することを、わたしは知っています。

もっとひどくなると、
もう、どこからガスが発生しているのかさえわからないほど、
モヤモヤしてきて、
子どもを見るのもイヤ、
子どもが居てるだけでイヤ

イヤでイヤでたまらなくなることを、わたしは知っています。

子どもが敵になってしまう。
子どものために、やっているのに、
いつの間にか。

愛情は、簡単に憎しみに変わってしまうから、
不思議です。

じゃあ、どうするか?

どうしたらいいと思いますか?

朝から、テレビで報道される高校生の凄惨な事件と
NHKあさイチを観て
悶々としています。


子どもが自分の人生の希望を失っている

ママが自分の子育てに自信が持てずに迷っている

何だか、今の子育ては
どこかがおかしい気がします。

みんな、一生懸命子育てしようとしているのに・・・
何だか、上手くいっていない。
かみ合っていない。

うーん
なぜだろう?

子育て勉強中&ゴードンメゾットのインストラクターの私としては
それは、
アメとムチを使う、評価・誘導の子育てが一因だと思います。

子どもの人生を、うまーく誘導して、
親にとって”良い行動”をいっぱいさせようとする子育て。

これはもう、ほとんどの親が無意識にやってしまっています。
ビックリするほど・・。
それ位、今の子育てのポピュラーなやり方。

それで、基本的に子どもは親が大好きなので、
親を喜ばせるために、がんばるのよね。

今のお母さんたちも、そのように育てられたので、
育児に対して とても頑張り屋な人が多いのです。
評価されたくて、頑張ります。
評価されないと感じると、自信がなくなります。

自分で自分に ダメだししちゃうのよねえ~

評価されるクセがつくと、
評価が気になって、気になって、

評価に値しないダメな自分が受け入れられないんです
(これは私も経験ずみなのだ。)

それでも、社会の価値観が共有化されている時代はまだよかったと思うんです。
今の時代はこの評価の基準がまちまちで
情報もたくさんあり過ぎて、
全く違う価値観や色んな評価に振り回されて、
わけわからん~
(新米ママはかなり振り回されていると思う)

わたしも、そうだったの。

でもね、
勉強して、わかった。

子育てには、評価よりも大切なことがあって、
それは、ありのまま、そのままの自分で十分受け入れられている という、
そのままで ええねん みたいな実感

それこそが、人間的な成長に欠かせないものなんです。

ええねん

ここは、親が何よりも優先してしっかり与えてあげたい実感

そんな実感があって、その上褒められたら
すごい嬉しいよね~

”ええねん”がごはん
”ほめほめ”は、まあデザート かな?
あったら嬉しいし、テンション上がる

でもね、こころの体力はごはんでなくちゃ作れない
そのままで受容されている安心感があってこそ、プラスの感情もマイナスの感情も十分に体験できる。
それで、自己を確立していくのだあ

親業の提唱者トマス・ゴードン博士は、
アメとムチによる子育てでは、本当の責任感や規律性は育たないと言っています。

他人の評価に依存してしまって、
他の人から何と思われようがやる、みたいな自発的な気持ちが育ちにくいのです。

ありのまま、そのままで十分受け入れられている感覚・・
尊重されている感覚・・

もし、子どもが親に誘導されていて、
人生を”支配”されているように感じていたら、
その責任は、自分ではなく、”誰か”のまま。
だって、自分で責任を持ってしたことないんだから仕方ないジャン

育児書には
子どもを誘導することを”可”とするものが多いけど、
じゃあ、いつ良くて、いつダメなのか、
見極め方については曖昧で指南されていない。
実はこの見極め方が一番頭を抱えるところだったりするのよね

わたしは、ラッキーな事に
育児の比較的早い時期に親業を学べたから、
それまでの育児を修正し、
その後も何とか迷わず、間違えずに済んできたかと思う。

ありがたや~

子どもをムリに褒めなくても大丈夫。
それよりも、無意識であれこれと貶してる方が多いので、
要するに、親は何も言われない方が良いようです。

そうすれば、
勝手に成長するみたい・・・。

この理論は
ゴードンメゾットで、しっかりわかり易く定義されているから、
知っておくと、何が良くて、何がダメなのかわかって
ホントに便利です。

みなさんも勉強されることをオススメします

こんにちは。

昨日の二男の事件のショックから疲れが取れていない
フラフラ母ちゃんの浦入です。

昨日の昼休みに、二男が友達にした”行為”

夜、帰宅した夫に、その”行為”を話すと、夫は一言、
「それって、”いじめ”やないか

同感、同感。
事件の後では、なお更そう感じます。そう言われても仕方ない行為です。

二男 「違うよ」
私 「じゃあなによ」
二男 「・・・いたずら」

はあ??????(ブチブチッ←切れる音)

「いじめ」 と 「いたずら」 の違いの定義を、今更このアホ息子にしないといけないのか?
わあ~情けなさ過ぎて、クラクラしてくる

イヤイヤ違う。そんな言葉上の定義なんて、二男は知ってるはず。(切れたのを繋ぎあわす)

問題は、相手と自分では”感覚”が違うんだと、
本当に思えているかどうか・・なんだよね。

二男が 「いたずら」 で済まそうとしていた”遊び”が
相手にとっては、それを大きく超えていた、という
その事実を
二男は、気づいていなかったんだ。
(いや、もしかしたら、薄々気づいていたけど、一緒に遊びたい一存で、得意の笑顔で笑い飛ばそうとしていたのかも?・・・これは母の推理)

自分の親しい友達の価値観、感覚が
自分と違うって、
一見、誰でもわかっていそうだけど、

でも実は結構、ムツカシイ技術だと思うの。

仲の悪い人と感覚が違っていても、気にならないけど、
仲の良い人とは感覚や”ノリ”が一緒だと思いたい

仲良しの人と、価値観、好みが一緒だと、楽しいし盛り上がるよね。
だから、好きな人には特に、
無意識的に自分と同じ様に考えちゃう傾向があると思うの。

仲が良いから、ムツカシイ。

わたしは昔から、
親しい仲になればなるほど、急に相手の嫌なところが目に付きだして、
批判しちゃうのは何故だろうって、
ずっと思っていた。

それで、自分の中に、

私の事を完全に理解して欲しい、
私と同じ感覚を持って欲しい、

という気持ちが出てくることに気づいたの。

だから、そうならないから、腹が立つのよね~
いつの間にか”理想” を求めてしまっていて、腹が立つの。

このことについては
子育てのミッション遂行中に、何度も何度も考えたな。

仲が良いほどムツカシイ。

相手への深いレベルの尊重と、
自己表現がないと、難しいよね。

どちらも自立してないと、本当に仲良くなれないんだよね。

いやいや、

違う

違うわ

本当に仲の良い関係から
双方が自立していけるんだ。

そうだそっち。

二男はどうなのかな?

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