3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

2014年08月

長男(小6)がまだ小さくて、わたしが 親業 を知らなかった頃、
わたしは、"よい子育て"をしたいと思い、たくさんの育児書を読んでいました。
 
ほめまくって、育てました。

よく使った言葉は、”天才!!”
実際、長男は好奇心が旺盛で、いろんな想像力を働かせて遊びました。
わたしにとって、ウソの言葉ではありません。
プラレールを 部屋一杯に並べたときも、
レゴブロックで 飛行機を作った時も、
「お兄ちゃんってすごいねえ~。天才やね~。」

そのうち、わたしの評価をとても気にする長男の姿に気づきました。
まるでわたしに褒められるために 作っているようなのです。

”お母さんに褒められたい。”
わたしの評価をとても気にしているように映るのです。

自分の世界の中で生き生きと遊んでいた子どもが、親の目を気にする子どもになっていました。

褒められなければ、不安なのでしょうか。
愛されていない気がするのでしょうか。

わたしは自分の好きな道をどんどん切り開いてほしかっただけなのですが

褒めるって、
劇薬になるんですよね。

効き過ぎるから、とても注意が必要です。


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”親業”を学んで、本当に良かったな、と思うのは
子どもの”自尊感情”を傷つけない接し方が出来るところです。

勉強が出来るのに、頑張り屋さんなのに
なんとなく自信がなくて
「どうせボクなんて・・・」
と思っている子どもが増えています。
両親の目や他人の目、評価がとても気になるようです。

”自尊感情”とは、自分の事を大切な存在だと思える気持ち。
プライドとは少し違います。
自己評価、自己肯定感とか、セルフエステュームとも言われています。

この”自尊感情”を下げないための接し方を
理論的に(なぜこの方法が良いのか)
具体的に(どのような時に、言ったり、聞いたりしたらよいのか)
学ぶので、自信をもって子どもに使うことができます。

また、時間とともに、子どもとの信頼関係が増していくことを感じることができ、それが新しい自信になっていった気がします。

親業 では 子どもとの関係を、

”今、目の前にいる子どもの行動を、私がイヤと思っているか、イヤと思っていないか”

これをもとに考えます。
これがベース。つまり 自分が基準 ということです。
そして、イヤ か イヤでない か分ける線を"受容線"といっています。

受容線が高い・・つまり イヤだ と思うことが多い。

これでもOK

問題は、自分が自分で思っている受容線と、実際の受容線がずれることです。

私が子育ての勉強をしているのは、きっと私の中に"理想の母親像"があるからで、
そんな"理想の母親"になりたいんだろうな~
母親像に縛られている自分に気づきます。

そうなると・・ずれてくるんですよ、受容線。

受容線を正しく引くことは  本当の自分に向き合うこと。
親業講座の はじめに行うこの行為でも、さまざまな気づきがあります。
そして 本当の自分を知ることは、私にとって 永遠のテーマです。

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