小学校のPTAの選出で、市の補導委員として活動しています。

先日、薬物依存者の方の講演会がありました。

居場所を求める心理、こころの揺れ、弱さ、さまざまな被害が語られる中、
いつも
”親として、どうしたらよいか”
を、考えてしまいます。親には 親の立場があると 思うからです。

「中流で 平凡な 家庭。
親が言う通りに、サッカーをやり、塾へ通っていた。
父親の言うことは 絶対だった。欲しい物は なんでも 買ってくれた。
中学の頃から、うちの 居心地が 悪くなった。」

こんな環境の子どもが、フッとしたきっかけで
タバコ、シンナー、暴走族、薬物の世界に 入ってしまうのです。

わたしが育った家も
「平凡な 中流家庭で、父親の言うことは 絶対。
家の中は いつもピリピリしていて 居心地は悪かった」

しかし、わたしはいわゆる ”不良” にはなりませんでした。

言葉の上では、この2つの家庭は、とてもよく似ているように感じます。

どこがどう違うのか・・・・?
言葉以外のところに、違いがあるのか。あるとすれば それは何なのか。

単にわたしに、勇気がなかっただけなのか・・?

なんて 考えながら、梅雨明けの空
たまった洗濯モノを 片付けています。

さあ、夏休みですね。
(ちーまま)