先日の 学級懇談会で 保護者の方から こんな話しが出ました。

「ずっと 前から、同じマンションの子に やられっぱなしのようなんです。
気になるのですが、相手は 学年が ひとつ下で、さすがに 『やり返せ』 って 言うわけにも いかないし・・・

(ウンウン ・・ 頷くお母さん 多し)
一様に 同意ムード。
親として、”正しい” ”冷静な” 判断を したいようです。

と いうより、
きっと、本当は 「イヤやったらやり返せ!」 って 言いたいのに、
そんなこと、言ってはいけない と思っているんだと思います。
親として、まさか 「ケンカしい~!」 と 言うわけにも いかない・・・?

確かに 先生なら 子どものケンカにも 常に 中立の立場で
道徳的に 解決の道を探るべきでしょう。

でも、親は 先生では ありません。

「アンタが いやな目に遭ってるなんて、お母さんは すご~く 嫌だわ。
何すんのよって 言ってやりたいぐらいよ!
お母さんに 何かして欲しいことがあれば 言ってね。」

子どもが話す ケンカの内容が、エスカレートして わたしが ”イヤだな”
と 感じるとき、
子どもの話を 能動的に 聞いた後で、わたしは こんな ”わたしメッセージ”を 送ります。

聞くことで、胸の モヤモヤを 吐き出させ、
「お母さんは アンタの 味方だよ」 ってことを しっかり伝える。
(だって、本当にイヤなんだもの

ケンカが よくないなんて、子どもだって ホントは わかってるんだよね。

聞き方と伝え方のコツは、今度の親業30周年記念イベントで
もう 少し 詳しく お伝えできると思います。
お楽しみに
 
(ちーまま)