娘が幼稚園に通っていたころ、長男がエレクトーンを楽しそうに、流行りの曲やラテンなどを弾く様子に、「ママ 私も やりたいなあ」といいだしたましたが、幼稚園のマーチングバンド部の練習もあり、私は その返答に足踏み状態。

「バンドの練習が大会前になると 夕方遅くまであるし、習うことになると先生と時間を約束することになる。その時間に戻ってこれないこともでてくるね」と話をしてみたのです。

娘「大丈夫 先生とお話してみるから」と エレクトーンの先生のところに、さっさと相談にいって、承諾をとってきました。
あらためて、先生にご挨拶し、週に一度の練習日で習うことになりました

楽しいはずだったのですが・・・
その当時 流行っていた、しぶがき隊の「ヘイ ふじやま」という曲が弾きたいと要望した娘、しか~し、どうしても 一か所でひっかかり 先に進めない。
とうとう娘は「やめる!」
おやおや、やめるのか
5つ上の息子は 「仕方ないな~」と静観。
教える風でもない。

私「先生にどうお話するかな」と娘に。
約束の日、結局 自分で先生にやめることを伝えた娘。

この続きがあるのです。
半年後、再び、娘が 「習いたい!」と言い出し、私としては 先生に申し訳なさもあります。

娘に「ママからはお願いしたくない」と話しました。
娘はこの先生が大好きです。
「自分で お願いしてくる」とこれまた先生のおうちのピンポーンを鳴らし、再開したのです。

先生は 笑って受け入れてくださったのですが、かなり 多忙な奏者。
練習を諦めてなげださないことを私はこの時娘と約束。

マーチングバンドも平行しながら 幼稚園を卒園し、小学校へあがり、転勤のため 転居。
続けたいと二人の子どもたちは それぞれが、受験という節で時間が取れなくなるまで、この先生の元に(東名)で通い、 親は運転協力となりました。

幼稚園の年齢であっても 本音で話をかわし、どうするかを任せてみると、子どもの知恵しぼりが 面白いほどにでてきます。
先生との交渉も、こどもがもつ言葉の数は少ないのですが、その時の正直な思いが 「やりたい」「練習する」「うまくひけなくて ふじやまが嫌いになった」とかに表情と共につめられ、又、くみ取る相手(先生)に恵まれていたこと、幸運だったと感じます。

コミュニケーションの橋、相手を信頼すること。
発した言葉のあとに、こどもの表情から、つらそうな気配を感じ取ることもあります。
その気持ちを受け止めるとで、その後が違うことを 幾たびか、子どもたちとの関わりで知ります。
親のいいたいことをいうと同時に、子どもの気持ちにも耳を傾けることで、そこに 「力」でのつながりでない対等な親子の関わりが存在します。

子どもとのことを思いだしながら  孫へも 信頼の橋   だわと。

                (ポコまま)