我が家の三男(小3)が 学校行事で 唯一 主役に なれる マラソン大会。

去年は 身体が 一回り 大きい A君と 競い合い(?)、惜しくも第2位。
今年も 当然 一位を 競い合えると 意気込んで いたのですが、

A君は サッカー部。
三男は 自宅ゲーム部(休日は家でテレビ&ゲーム満喫)。

運動を 全く やっていない 一年間を 計算に 入れていない 三男に
半ば 呆れながらも、
そう言うのだから そうかなあ と のん気な オカンを していました。

そして迎えた 当日。
は~い、しっかり ありました。厳しい現実

苦しそうに 顔がゆがむ 三男。思ったように 走れない。次々と 抜いていく級友たち。

結果10位

予想外の 展開に、ショックを 受けているであろう 三男を 遠くに 見ながら、
家に帰って来たら、わたしから 気持ちを 聞いたり なぐさめたりせずに、
能動的に聞こうと 自分に 言い聞かせました。



「10位やった」
お風呂から あがって パジャマを 着たあと、
三男は ポツリと わたしに 言いました。

「そう」
「B君もC君にも抜かれた・・」
「B君にもC君にも抜かれたんや・・」

「女子にも抜かれた」
「女子にも・・」

「二桁の順位なんて、最低や

三男は 小さな声で、ポツリポツリと 悔しさを 口にしました。

幼稚園時代から、3位以下に なったことは ありません。
色んな 思いが 胸の中を ぐるぐるしているようで、自分でも 整理が つかない様子。目をギュッと閉じています。

わたしは、気持ちを察しながらも、自分の意見は 何も言わず、
三男の 言葉を ただ繰り返しながら 聞いていました。

悔しさ、ショック、歯がゆさ、後悔・・・・
様々な感情を この子なりに しっかりと 受け止めて欲しい。
これこそが、この子の 成長のバネに なると 思うからです。

とても 一言では 言い表せないであろう 屈辱を
わたしのひざに 顔を うつぶせながら
肩をふるわせ、声を殺して、一生懸命 感じている 三男。

「大好きだよ。」
髪をなでながら、一番優しい声で、こう声をかけました。

「おやすみ」
9時半になっていることに 気づき、三男は 自分から 二階に 上がっていきました。
(ちーまま)