「親業生活」の中で、時折ふれる 子どもの 成長に
嬉しくなる ときが あります。

先日、こんな事が ありました。

このブログでも 紹介したとおり、
長男(中1)が 昨年の9月の 自分の誕生日に、DS(携帯型ゲーム機)を買いました。

中学の 入学祝いは 全て長男に預け、好きに遣っていいと 言っていたのに、
母親の意向に 配慮した上での 購入でした。

その時、同時に ソフトをひとつ 買いました。
そしてその後、12月に 別のソフトを もうひとつ 買いました。

その2つのソフトは、タイトルも とても似ていて、
わたしは、
「同じようなものを、もうひとつ 買うんだな」
と 思いましたが、
まあ、わたしの お金でもないし、何も 言わないで おりました。

いつもは、「時間を過ぎてる」 とか、「早くやめたら」 とか、
そんな言葉しか 言うことのない ゲームの話 なのですが、
先日、ひょんなことから、ゲームの内容や遊び方について、
聞く機会が ありました。

長男は DSを 持っていない 二男(小5)や 三男(小3)にも、
自分の DSを 貸してあげています。

そのゲームは ストーリーがあって、数々の試練や ライバルが現れ、
それらとの やり取りの中で、徐々に進化、成長していくものだそうです。

一度 経験したものは、二度と 経験できません。

3人で 共有して 使っているうちに、自分ひとりで ゲームの 全てを 所有したいと 感じた長男は、
自分の専用に 使うソフトとして、2つ目のものを 中古で 買ったのだそうです。

すごく良く似たソフト・・・なるほど納得。

ふーん。そら、お兄ちゃんのことを好きなはずやなあ~。

思い切って 与えてしまった 大金(わたしにしては)ですが、
ちゃんと 考えて 遣っていたんだね。

相手を 信頼し、返ってくるものは 予想以上に 大きい

わたしは、思いがけない 展開に、自分の顔が ほころぶのを 感じ
同じように 感慨深く ホッとしたように 息をつく 夫と
至極の 時間を 味わいました
(ちーまま)