土曜に 受講した カウンセリング講座の 議題は、「非行臨床」。
一部を 紹介します。

文部省の統計(2009)による、暴力行為を 行った 加害児童数は、
 小学校  6814人
 中学校 40873人
 高校   12531人
年々増加しているそうです。

加害少年の 特徴と しては
1.心の 安定基地が 十分に 育っていない。愛されて育っていない。
      そのため、いつも不安でイライラしている
2.心を語る 友達、大人が いない 信頼できる人がいない
3.家族関係、対人関係の緊張とストレス
  家庭で癒されない
4.自己存在感をもてない

親を 殺害した 少年たちは 親から 暴力を 受けています。
小さい頃から 周りと 比較をされたり、プレッシャーを かけられても ガマンし、
表面的には いい子で 特に 問題が 無く 育っています。
しかし 親や 家族と コミュニケーションを とることが 苦手で、
苦悩と 親への 恨みは 日に日に 大きくなり、
限界となる 思春期で、親に 刃を むけることに なるのだそうです。

少年たちは 皆、
「自分に 向き合ってくれる人が いなかった。もし 自分を 丸ごと 受け止めてくれる人がいたら・・」
と 心のうちを 明かすそうです。

彼らの 苦悩、辛さを 受け止める人が、誰か 一人でも いたら、
凶悪な 事件は 起こらないそうです。

でもーーーーーー
親 だって、きっと 一生懸命、育てて きたんだと 思うの。

無口で、我慢強い まじめな 中学生と、教育熱心な 親って、
いっぱいいるよねえ~

どこが 間違っていたのか。

しっかりと 考えて おかなければいけない 事だと 思います。
(ちーまま)