最近、二男と三男のケンカが 激しい。

二男が 3月に小学校を 卒業したあと、
長~い 春休みを 持て余し、
時折、三男に チョッカイをかけていた。

チョッカイが 本気になるのに、時間は かからない。
あっという間に バチバチと 鋭い視線を 飛ばしあい、
三男が 目を真っ赤にさせて、2階に駆け上がっていく。

ケンカは 当人の間の問題なので、
原則、わたしは間に入らない。

昨夜、
風呂上りの 三男の手に、見慣れない 鋭い引っかき傷を見つける。

「どうしたの?」
「お兄ちゃんにやられた。」
「どうやって?」
「ペットボトルのふたを 手にグリグリと押し付けられた。」

直径2センチほどの 括弧の形の赤いミミズバレが
三男の手の甲に はっきり浮かぶ。

二男を呼ぶ。

二男を ひと通り 叱った後で、
長男と次男も、一時期 ケンカをしていたことを 思い出した。
殴りあいのケンカは、本人たちの目が 血走って形相が変わり、
ぶつかる音も激しくて、わたしは ハラハラして見ていた。

丁度、長男6年、二男4年の頃だ。

長男の怒る理屈が あまりに幼くて、微妙に戸惑ったことを覚えている。
長男が”キレた” という事実にも 戸惑う。
よく考えると、まだ子どもだから、幼くて当たり前。
感情をコントロールできなくて、当たり前。

今回も同じだ。

思春期に 差し掛かるころ。
まだまだ、未熟で、不安定で、幼くて、考え方も偏っていて、それから 妙なところでムキになり、
純粋で、真っ直ぐで、
かわいい。