先日起こった、中学校の 異臭事件。
警察、消防による 検証の結果、学校の異常はなく、校内の安全が確認された。
”原因不明” だそうだ。

誰かが 「臭い」 と言い出して、
周りの何人かが 気分が 悪くなり、
大事をとって、保健室へ。

そのうち 何人かが 大事をとって 病院搬送されることになり、
救急車を 要請したところ、
”異臭”と”複数人” のキーワードで、警察、マスコミの 駆けつける事態となったそうだ。

救急車、パトカー、マスコミ車輌で、校庭が 占領される。
あまりの騒ぎに、
学校側も 生徒たちの 健康面と共に、メンタル面を心配したことだろう。

大事がなくて 何よりなのは、言うまでもないが、
中学生の こころと身体の繊細さを 改めて感じる事件だった。

いつもと 違う 臭いを 嗅いで、
身体の危険を感じ、いつもより 過敏になる。
それは 一種の 防衛本能なのだろうと思う。

その過敏さが 周りに伝わり、
恐怖となって 連鎖していく、という現象。

これに 対しては
周りにいる 大人たちが
慌てすぎずに 安全を 保障してあげて、
どっしりと、しっかりと 支えてやる必要が あると感じた。