「ねえ、お母さん」
真面目な顔をして、時々三男はわたしに問いかけてくる。
「なあに?」

「あのさあ、世の中で、持っていて損になるモノなんて、ないよね。」
「損になるモノ・・?」

「うん。ないよね。持っていなかったら損になっても。」

三男は時々この手の問いかけをしてくる。

「持っていて損になるもの・・・貧乏運!」
「それは、モノ じゃないやん。」

「お金とか、才能も、持っている人がみんな幸せになるわけじゃないよ。一概には言えないよ。それに、いらないものがたくさんあっても、部屋の中が散らかるだけやん。」
「そっか~。」

この子の頭の中の世界は、今どんなものが渦巻いているのだろう。
まわりのあらゆる事を吸収して、自分なりの価値観を築き上げていっているのだろうか。

こんな時、気をつけていること

・聞かれたコトのみ応える。
・価値観を良いとか悪いとか決め付けない。
・自分の価値観を伝える時は、必ず「お母さんはこう思う」という。
・子どもの持論はとりあえず聞き、結論を急がない。”?”な部分は、「どうしてそう思うの?」と問いかける。

こういう会話は、子どもの精神的な成長を感じることができるので、
とっても好きです。