夏休み前の 恒例 三者面談。

先生は 二男のクラスでの仕事の様子を 細かく教えてくれました。

「とにかく、係りの仕事を 真面目にキッチリと やってくれる。こんなにキッチリとできる子は 他にいません。わたしはとても 信頼しています。このキッチリは 将来 仕事をした時も、きっと役に立ちますよ。2学期は是非 学級役員をしてもらいたいですね。お母さん、褒めてあげてくださいね。」

二男は中2。卓球部で 毎日がんばっています。

べた褒め。

そりゃーね、我が子を褒められて、悪い気はしません。
ムフ、
ムフフ、
自然に顔がに やけてきます。

なのに、なーーーーーんか???

なーーーーーーんか

ヘンな 感じなんですよねえ~~~~

面談が終わって、
家に帰って、

胸の中が、ワサワサとしていて、
きもちわるーい

なぜ?なぜ?なぜ?

で、わかった!!
なぜ、こんなにスッキリしないのか!!!

まず、
「お母さん、褒めてあげてくださいね。」

このセリフが すっきりしない。
褒めてるようで、褒められてない気がする。

わたしが二男を ”褒めてない” みたいやん・・・

(先生、わたしはね、この子をちゃんと 認めてあげてんのよ!!)

「どうせ、あなたの息子は 家でロクに話もしないだろうから、学校のことは 知らないでしょうけど、勉強は イマイチで、パッとしない子だけど、クラスの仕事はこんなに頑張ってるんだから、たまには褒めてあげてくださいね・・・」

(なんとなーく伝わってくるメッセージ)

?????

そもそも、クラスの仕事を真面目にすることが、そんなに凄い事なのか????
ここは、幼稚園??

当たり前の ことやんねえ~

わたし 「先生、アンタのことムッチャ褒めてたねえ~」
二男  「そうやな、」
わたし 「みんな、クラスの仕事をしないのね。」
二男  「そうやな、せーへんな。」
わたし 「当たり前のことをしてるだけで、あんなに褒められて、
      お母さん的には悪い気はしなかったけど、
      でも後で考えたら、シックリこないの。
      なんか、褒められたカンジがしないのよね、
      なんでかなあ?」

二男の次の一言で、全ての謎は解けました。

「だって、あの先生、生徒を 信用して 無いもん。」

ドキッ

ドキドキッ

それかーーーっ

納得。

先生も若いしね。がんばって!
子どもは、結構 シビアだよ。

さすが 二男、ゴードンメゾット育ち。
そんな先生を 受け入れてるのか、いつも淡々としている。

先生、褒め方、研究してね!