3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

カテゴリ: 伝え方のヒント

先週の金曜日

三男(小2)が絵画教室に行こうとすると
筆とマジックペンがありませんでした。

どうも、なくしてしまったようです。

わたしは、もうなんだか 自分でも 抑えられないくらい
怒りが爆発

腹がたって、腹がたって仕方なくて
”わたしメッセージ” が作れないほどでした。

どうして、こんなに怒っちゃったんだろう。
わたしが変えて欲しい 非受容の行動は なんだろう。

”ペンと筆をなくしたこと?”
”ペンと筆をなくしても、平気なこと?”
”ペンと筆をなくしても、あまり捜さないこと?”
”ペンと筆をなくしても、わたしよりも先に捜すのをあきらめること?”

結局、わたしは、彼がペンと筆をなくした後、
さっと 気持ちを切り替えてしまうことが 気に入らなかったのです。

わたしが 「もういいよ」 って言うまで、筆を捜すべき~

でも、この 切り替えの 早さは 彼の特徴であり、
彼そのもの。

決して 悪くないと 思っているわけではありません。(きっと)
わたしとは 明らかに 違う人だということなのです。

”わたしとは違う人”

こんなに 可愛くて、「お母さん、お母さん」って言ってくれてるのに

心のどこかにある、これを 受け入れられない気持ちが
怒りに爆発したのかなあ?

「筆をなくしても、あまり捜していないように見えるけど、 『また買ったらいいやん』って言われそうで、イヤだなあ。 他のモノも無くすんじゃないかと心配よ。」

その後、作った わたしメッセージ を言った後は、
自分でも驚くほど、スッキリしていました。

親子関係は、またもとに戻っています

最近、”わたしメッセージ”を使わなくなってきました。

正確に言うと、”わたしメッセージ”の形が変わってきました。

”わたしメッセージ”というのは、
子どもの気になる行動に対して、

「止めなさい!」と怒らずに
「~(行動)をしたら、~(影響)になっちゃうから、困るんよ(感情)!!」

というものです。

この”わたしメッセージ”、習ったときは舌を噛みそうだったけど、
とにかく効いた
最も効果があるとされる”3部構成のわたしメッセージ”を送れたときは
ほぼ100%で、子ども達は行動を変えました

その、”3部構成のわたしメッセージ”
最近あまり使っていないことに気がつきました。

なぜか?

1.わたしが嫌がる行動を、子どもはしなくなった。
  しても後始末も自分でしているので、怒る必要がない。

2.子ども自身の問題に、私自身が影響を受けなくなった。

3.わたしが、”違うわたしメッセージ”を送るようになった

違うわたしメッセージとは
「早くご飯をたべた~い!冷めちゃうよう!!」とか、
「お母さんはきれいな部屋でゆっくりしたい」
「今日は疲れて、もう、何もしたくない気分だ」 など

ありのままさん
これって、問題なし領域が広がっていったって
ことなんですかねえ?
(ちーまま)

コミュニケーションは
本当に難しいものです。

こちらの 何気ない一言でも、
急にムッとされたり、
機嫌が悪くなったり。

「なんでそんなに
機嫌が悪くなるのよう」
なんて思いながら こちらも おもしろくありません。

「じゃあ、もういいわ」
なんて、逆切れしたりして、
一気に気まずい雰囲気になっちゃったりしませんか?

どうしてでしょう?

実はちゃんと理由があることが多いのです。

”何気ない一言”
コレがクセモノなんです。

言葉の選び方によって、
言葉以上の”隠れたメッセージ”が伝わってしまうことが
多いのです。

「これくらい、やってくれてもいいでしょう?」 とか
「全く、気がつかないんだから~」、とか
「アンタは わたしの言うとおりに やっていたらいいのよ」 とか。

特に子どもや弱い立場の人は
この隠れたメッセージにとても敏感です。

普段、あなたがよく使っている言葉は、どんな言葉ですか?
(ちーまま)

新しいテレビゲームのソフトに
すっかり虜の三兄弟です。

ゲーム開発者の、緻密に計算された
人々を夢中にさせる 数々の仕掛けに
抗うことなどできるはずもなく、
好きなように、弄ばれているように、深みにはまっていく有様です。

「まあ、今のところは仕方ないかなあ、
 宿題もおわっているし・・」

熱がさめるまでは、無理にやめさせようとしても、
結果的に恋焦がれていくだけと、あきらめている母親。

・・・と、気がつけは、
なんと長男(小6)の目が真っ赤。

「あれえ?ちょっと~目が真っ赤だよう!!!
わっすごい!こんなん、初めてやなあ~
心配やなあ~
(ちょっとオーバー気味に)

自分でも気がつかなかったようで、あわてて洗面所に駆け込んで
その目で確認していました。

「わあっ ホンマや。」
「でもセーブできるところまでやらせて!」

「ええーー?」

もう仕方ないなあ。
その後は適当に中断して、キャッチボールをしながら
ゲームを楽しんでいるようでした。

「あのう・・・、
 約束の時間を過ぎても、まだゲームをやっていて、
 お母さんは ムチャクチャ 腹が立っているんですけど
(ちーまま)

昨日の個人懇談の後、
先生に注意されたことを
家に帰って 子どもたちに報告しました。

「ねえ、先生に 忘れ物がすごく多いって言われたわ。
 三人とも!
 それで、すごく恥かしかったなあ~」
 
そつなくやっていると思っていた 長男(小6)も
注意を受けた。

「教科書なんかも、ちょこちょこ忘れているらしいね。」
「・・・・・」

三男(小2)は 忘れ物は1学期よりもマシになったけど、
相変わらずだと言われた。
それより 字が汚い。
先生から見せられたプリントの字は 雑すぎてとても読めない・・。

「先生は ぜ~んぶプリントやテストを見せてくれたけど、
 汚い字で読めなかった。」

そして、
先生に 一番困った顔をされた 二男(小4)には、

「いっぱい謝ったなあ~。5回は 『すみません』 って言ったなあ」

すると二男は、
”お母さん、迷惑かけて悪かったなあ” というような顔をして、
わたしの肩に 手をあててくれました。

「忘れ物ない?」
「今日は忘れ物なかった?」
いつもより厳しいチェックは しばらく続くかもしれません。
(ちーまま)

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