3兄弟VSおかん道 修行日記

こどもの心が元気に育ちますように。子育て下手の私でもできた「親業」を取り入れたプライベート育児日記・不定期更新中

カテゴリ: 新しい子育ての方法

ブログの模様替えをしてみました。
どうですか?

前回のブルーなブログ記事で
心配してくださった方も、おられるかもしれません・・。

翌日には、すっかり元通りのピンク(?)に
なっていました。エヘッ

ハッキリ言って、
わたしの思い込み・・・。

長男は、私が思うほどちっちゃな人ではないらしくて、
包容力があって、

「もう~、母ちゃんまたあんなコト、言ってるけど、しょうがないなあ~」

ってカンジで、許してくれるのです。
いや、わたしが怒ったこと自体、あんまり気にしていないのかも?

わたしは、子どもを怒るコトに対して、
とても敏感になってしまう癖があります。

子どもを傷つけることが、とても怖いのです。

わたしは、自分が親からしょっちゅう怒られていて、
しかも、なぜ怒られたか、イマイチわからないことばかりでした。

例えば、自分で悪い事をしたと思えたら
怒られても納得できるのだろうけどね。

親は自分で自分をコントロールすることを教えたかったのです。
宿題、片付け、手伝い、日記、、、など。
わたしは、親がわたしに要求したようには
全くできませんでした。

それらのことに、イマイチ動機付けられなくて、
身体が動かないのです。

しかも
怒られる時もあり、怒られない時もあり、
親の態度には矛盾点がいっぱい。

「なぜ、できないのか?」
非難の言葉がそのままわたしの内面に残り、
それは、確実に
今のままのわたしではダメだ、わたしは出来損ないだ、というメッセージが
送られているように感じたのです。

親の怖い顔の理由が理解できない自分、
親の情けない顔の原因を作ってしまった自分、
どうすることもできず、ただそこに立って、嵐が過ぎるのを待つ
真っ白な、空虚感

昔、
わたしが、自分の感情の高ぶりを押さえられなくて、
怒りをそのまま子どもたちにぶつけた時、

隣にいた夫が、
驚いた顔で、わたしにこう言いました。
「お義父さんそっくり・・・」

逆上し、目を見開いて、
感情のまま叫ぶ姿。

親の”怒り方”を、無意識のうちにしっかりと受け継いでいるわたし。

だって、コレしか知らないモンね~

普通、人は、
自分の親と同じ”怒り方”か、
正反対の”怒り方”をするものです。

”怒り方”を習ったりしない限りは。

わたしは、”怒り方”を習いましたが、
やっぱり、昔の”怒り方”が根っこのところに残っている気がします。

だから、、
感情的になってしまった後は、
あの、イヤな”怒り方”をして
子どもに嫌われてしまったのではないか、とても不安です。

幸いなことに、
”怒り方”が少々荒くても、
大きく逸れない・・・

それはやっぱり、新しい”怒り方”を使ううちに
誤解されない人間関係ができたからだと思っています。

親業の”怒り方”は、
しっかりと自分の”No”を伝えながら、
子どもを責めたり親の価値観を押し付けたりしないスグレモノです。

知っててよかった

また、機嫌のよい母でいよう

ひさびさの更新です。

ブログではいつも、子どもたちへの悶々とした気持ちを書くことが多いのですが、
実はわたし、とっても幸せです。

そして、こんなにスッキリ幸せでいられることに
自分でも驚いているのです。

とにかく家が大好き。

正確には家族が大好き。

子どもたちと一緒にいるのが、大好き。

話しを聞くのが大好き。

我が家は夫と私と、子ども3人の5人家族。
長男高1、二男中2、三男小6。
皆、それぞれの環境の中で、一生懸命生きています。

「もう、この子達は、人間関係の悩みに巻き込まれることがないな。」

こう思えたのは、いつだったでしょうか。
ある時、フッと、確信したんです。
この子は大丈夫だって。

それから、もう、子育てのイライラが激減したんです。

わたしが子育てに「親業」を取り入れて、11年。
途中、2回の”挫折”を経験。
その後、「100%実践はムリでも、60%でOKとしよう」、とボチボチ再開。

毎日、ごはんを作る度
「お母さんは子どもが3人もいて、大変やねんで~」
「なんで私ばっかり毎日毎日ごはんを作らないといけないんだろう~」
こんな事を考えている、不機嫌な母親でした。

「こんなこと、親だったら当然のことだろう」、とわかっていても、
機嫌は良くならない。
モヤモヤ。イライラ。
止まらない。

本当に、稚拙な母親でした。

わたしを癒してくれたのは、
わたしの”言葉”から導かれた、子どもたちの反応です。

親業の法則に従って発した”言葉”は、
子どもたちに届き、
そして、反応が返ってきました。わたしを気遣う反応です。

自分のこと、
ダメな母親だって、”ダメだし”していたのは
実は、わたし自身・・・?

”言葉”の中に
確実に愛情が届いて、

返ってくる。

こころが通じるって、こういうことなのかな?
わたしの”言葉”に
一生懸命、知恵を絞って考えて、反応してくれる子どもがいる。

どんなわたしも、受け入れてくれている。
愛してくれている。

嬉しい。愛おしい。

絡まったココロが、すこしずつ解けていって、
少しずつだけど、
わたしはもっと素直になって、
気持ちを表現できるようになりました。

人の幸せって、人格を磨くとか、修行するとかじゃないんだ。
”関係性”なんだって、すごく思いました。

大切な人と、
かけがえの無い関係を築く。
まるごと。
そのままで。

本当に、幸せになります。
ステキな方法です。

もう、うちの子どもたちは、
自分で自分の周りに”関係性”を作り始めています。

目の前の人にしっかりと向き合って、
尊重しながら、影響を与えれる。

そんな”妙技”を身に付けている我が子たち。
わたしは、毎日
子どもたちから、そんな話を聞かせてもらいながら、
後でこっそり ほくそ笑んでいるんです。

いじめ、不登校に巻き込まれないタフな子を育てたい!
わたしはずっとそう思って子育てをしてきました。

精神的にタフ!
ムダに争ったり、威張ったりしない。
かといって
大人し過ぎるとか、コトなかれ主義でもない。

みんながそれぞれイキイキとしていて、
比べたり、ひがんだりしない。

ひとり一人がそんな子どもに育ったら、
いじめなんか、無くなると思う。
だって、いじめる必要がないんだもの!

ありのままの自分に自信を持って、自分に満足すると、
もっと素直になって、他人との相互作用が働いて、刺激を受けて、どんどんアイデアが出て可能性が開かれて、楽しい人生になる!

そんな子育て。いいなあ~

だからわたしは、親業ゴードンメゾットをすすめたい。
暮らしの中に取り入れて、ちょっとした言い方を少しずつでも変えてほしい。

わたしも、わたしの母も、まんまと引っかかっていた、
”こどものために~”という厄介な”賢母願望”と
”ありのまま全部を受容”という子育ての落とし穴に、陥らないために。

ほとんどのお母さんが無意識的に使っている、”効果の薄い言い方(本当はほとんど逆効果になっている)”に気づいてもらうために。

やる気を潰さない。
思いやりを育てる。

お母さんなら簡単にそれが出来ます。

子どもの困った行動を、”それは困った行動なんだよ”と教えずに、
他のもので補おうとするお母さんが増えているように思います。

補われるのは、手っ取り早い、ゲームやスマートフォンでしょうか。
大人たちの多く集まる場所に連れてこられた子どもは、
ほとんどみんな、ゲームをしています。

地域の会議、レストラン、電車の中、プラットホーム、
確かに静かです。

でも、それが無ければじっとしていられない子どもなのかと思うと
ちょっと残念に思います。

ある小学校の先生から
今の子どもは、じっとできない。
じっと字を読むこともできない、だから、文章題を読めない。
と聞いて驚きました。

別の学習塾の先生も、
集中力の無い子が多い。ゲームでは集中しているように見えるけれど、
画面はずっと動いている。だから、自分の意識からの能動的な集中ではなくて、受身的な作業しかできない。

と言っていて、そうかと納得。

すべてに受け身。
これでは楽しくないのになあ~。
子どももちゃんと教えてあげれば、じっとできるようになる。
静かに落ち着いて考えられるようになるのになあ~。

もっと子どもの能力を信じてあげようよ!
初めに大人が向き合って、ちゃんと教えてあげないとダメだけど、
キチンと話すと絶対に通じるのだ。
そして、相手に配慮することを覚え、それができる自分にテンションが上がる!

気持ちが通い合う瞬間の気持ちよさ!!

ゲームをクリアした時と、どっちが楽しいんだろうな?

(「ゲーム」と言われそうで、怖い。)
確かに子どもをじっとさせることは、簡単ではありませんし、それが必要かどうかと言われれば、それぞれの家庭の価値観によるものと思います。

でも、お母さんの向き合い方で、子どもだってちゃんとできるようになる。気持ちが通じる。
これは是非みなさんにお伝えしたいと思っています。

「親業」とは、つまり”親としてのシゴト”
世の中でも、もっともムツカシイ、忍耐と根気のいるシゴト。それで、日本では「親業」と翻訳されています。

この「親業」は、もともとは家族や地域、社会とともに、それぞれの価値観の中で行われていた。だから、ほとんどの人はみんな”自己流”でやっていて、”その家の味ナイフとフォーク”があります。


だけど現在は、”健全な心”を育てる 科学的な知識がどんどんわかってきている。

人の成長を、どうしたら効果的に助けられるか?とか、効果的な意思の伝達法、とか、人間関係に及ぼす”権力”の影響、とか、対立を建設的に解決する方法・・などなど。

料理で言うと、”味付けはさ・し・す・せ・その順ががよい”とか、”煮物は火からおろしてから味がしみる”とか。そんな科学的な知識。
料理が好きで、どうしたら美味しくなるかを常に考えている主婦は、経験値から自分で法則を発見しているかもしれませんね。

そんな人は科学的根拠を知って

「あら、こんなこと、聞かなくてもわかってたわ。わたしのしていたことは、正しかったのね。」

なんて・思うかも・・べーっだ!

でも、経験のない新米ママに、料理のコツとしての、調味料を”さ・し・す・せ・そ”の順番に入れるという知識は、役に立つかもしれない。失敗を減らして、早く自分の好きな料理ができるかもしれない。料理の負担感が減り、好きになるかもしれない。

同じように、子育ての新しい知識を、”普通のお母さん(心理学の知識のない)”が、知れば、どうなるか???

子どもが健全に育つために、効果的な方法と、効果が薄い方法。
子どもを助けるために、効果的な方法と、効果が薄い方法。
知ってるだけで、子育てが変わるかも??

子どもと気持ちが上手くかみ合わなかったとき、どうしてそうなったのか理由がわかる。
本心を伝える効果的な言い方がわかる。
次回に備えて、リハーサルできる。

いい関係が保てると、あなたが本当に子どもに伝えたいこと、あなたが大切にしていること、受け継いで欲しいことが伝わる、

あなたのやりたい子育てに近づける!!!

そんな、「子育ての知識と技術を身に付けることができる勉強会」

それが「P.E.T親業訓練講座」です。
知ってると、言葉の空回りや誤解を生む言い方を避けられるので、
子育てを効果的に行うことができるのです!!

親は子どもの将来や幸せを常に考えています。

親は、自分が人生を歩んできた道のりの中で身に付けた価値観を、人生の武器として子どもに与えようとします。そうすることが、子どもにとって幸せだと信じるからです。

でも、子どもには子どもの人生があります。生きる時代も、社会も、全く違う。なので、子どもは自分で自分の価値観を身に付けなければならない。

ここに、ジレンマが起こります。

親業の方法は、人間学に根ざしているので、この辺りの子育てのムツカシイ部分が、簡単にできる。

システム化された方式にのっとって、今の自分をあてはめていくと、効果的な言葉が作れる。後で後悔しなくてすむ。

結果、子育ての大失敗は免れる・・

不登校やひきこもりで苦悩している親のための具体的な援助方法として、高く評価されていることが証明しています。

実際に、わたしも親業の方法を取り入れて子育てをするうちに、子どもが

「親の価値観を認めつつ、自分のアイデンティティをしっかり確立していく・・」
そんな様を日々見せてもらいました。

それは自分の育ってきた過程とあまりにも違って、驚きの連続。

子どもが自分から育つことに、大きく関与できる。

この実感が、母親としては、”超オイシイラーメン

オススメの育児法です。

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